ルンバは休まない

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こんにちは。
前回まではいかに仕事を減らして人件費を楽して削減するか、そんな事を書いてきたのですが、
まぁ、うまくいかなかった事もあるわけで。
今回はそんな話。
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嫁の実家に年始の挨拶に行った時。部屋の片隅に埃をかぶった彼に出会った訳で。
全自動掃除機「ルンバ」。
指先ひとつで家中を勝手に掃除してくれるアレですね。
何でもお義父さんが電気屋で一目惚れして購入したはいいが、静かな部屋で動き回る彼が気になって落ち着かないという理由と、「飽きた」という理由でほったらかしになっていた。
嫁が珍しがっていると、「欲しいなら持ってけ」と我が家に来ることになった。
で、我が家にて最初のうち数日間はその可愛らしい動きと、うちの飼い猫2匹が逃げ惑う姿が面白くて活躍の場はあった訳ですが・・・・。
猫たちはしばらくすると逃げるより戦うことを選び、彼が動いていようがいまいが威嚇するようになり、彼が待機しているリビングでは常に冷戦状態が続くようになった。
そんなこんなで、このままでは猫たちとのコミュニケーションに支障が出始め、再び押入れに封印されることになった。
前置きが長くなりましたが、早い話、店の床掃除を楽にしようと、店にルンバ君を連れて行くことになった訳で。
店の客席カウンター含めて99席。段差なしのオールフラット。
いよいよ彼がその力を発揮する時が来た。
まずは彼の働き振りを見守ろうと、営業終了後、椅子をテーブルに上げ、スイッチオン!
ささやかな機械音とともに動き出すルンバ。
なんとなく、ターミネーターに出てきそうなマシーンに見えてきた。
壁でターンし、人間では見落としそうなゴミを見逃さない彼。
見守るスタッフからも感嘆の声。
期待する連れて行ってくれる明るい未来へ。
ただ、それも2,30分する頃。
見飽きてきた。
「疲れた」とも「眠い」とも「まかないは肉が食べたいです」とも言わない彼ではあるが、掃除がまじめすぎて、一向に終わりが見えないプロの仕事。
「こいつ、このまま置いて行って、帰りませんか?」
バイト君がそう言うので、それもそうだな、と帰ることにした。そのうち仕事が終わるなり充電が切れそうになったらホームに戻るだろう。
そして大いなる問題が立ちはだかった。
「セキュリティがかけられないじゃん」
大体の店がなんとか警備のオートセキュリティが入っていて、最後の退出者は必ずそれをセットして帰る。
その後、店に動くものがいると、たちまちセンサーに引っかかり、警備会社に通報が行く訳で。
つまり、彼が掃除している間は無人ではいられないという事で。

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まぁ、彼が掃除している間、もう一人のスタッフが例えばキッチンで仕事してればいいんだろうけど。で、掃き掃除が終わったら、モップをかける、と。
でも、彼は結局お役御免になりました。
どこまで進んでるのか、後どれくらいで終わるのか、全くわからないんで。無口なのが欠点ですね。
ただ、オート警備の必要の無い自宅兼店舗なら有効かと思いますよ。なんてったって、彼、一年間休みなしでも大丈夫ですから。

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