令和最初の年末年始。飲食店の人員確保は毎年大変です。

20191211

 

いらっしゃいませ!当ブログにご来店いただき誠に有難うございます。

 

さて、忘年会シーズン真っ盛りですが、同時にもう今年も終わりですね・・・・。そろそろ年末年始のシフトなど組んでいることでしょうが、どうでしょうか?人、集ってますか?

 

毎年これは飲食店のみならず、スーパー、コンビニなどアルバイトを使い、かつ年末年始営業している業種では頭の痛い問題です。

 

なぜなら、それらの業種のアルバイトさんのメインは、主婦であったり学生さんだったりするのですが、基本的に主婦はNG。旦那さんの実家に帰省するなり、そうでなくても年末年始はお母さんは忙しいのです。大掃除、正月料理の仕込み、親戚周り、あるいは親戚が尋ねてきたり・・・・。基本正月勤務の期待は出来ませんよね。

 

学生さんも然り。都市部のお店なら基本的に学生さんは1人暮らしが殆どでしょう。となれば当然、年末年始は親元に帰ります。残念ながら帰ります。正月くらいは親に帰って来いと言われているのもありますが、久しぶりに高校、中学の同級生と遊びたいのもあるのでしょう。よほど稼ぎを優先しない限り、まず帰ります。これまた正月勤務の期待は出来ません。

 

故に、年末年始のスタッフといえば、店長、他社員、外国人スタッフ、高校生を中心とする地元学生が中心となります。この辺の層が薄いお店はそれはもう正月早々走り回らなくてはならない営業になる訳です。

 

 

この中で、一番のポイントは「高校生」です。今からでも遅くはありません。主婦のパートさんに息子でも娘でもその友人でも紹介してもらってもいいでしょう。高校生のアルバイトさんがいるなら、「年末年始限定」で紹介してもらうのです。これが結構うまくいきます。

 

なにしろ、「年末年始限定」です。こちらもそれほど戦力として当てにする必要はなく、単純作業、皿洗いやテーブルのバッシング、料理運び程度できればOKです。そこに人がいるかいないかは結構大きいですよね。

その後も、例えば春休みや夏休み、この期間にそこそこ楽しく働いてくれればまた来てくれる可能性も高く、うまくいけばそのまま定着する可能性もあります。しかも地元ですから実家に帰ることもないですし、反抗期の高校生、「基本的に年末年始、家には仕方なくいる」事がほとんどで、実際はアルバイトしたい子は想像以上にいます。さらに卒業以降も地元の大学に進学したら最高ですね。あと4年は働いてくれるかもです。年末年始のスタッフ確保に困っているなら、今すぐ動きましょう!

 

さて、今年は少し世の中の潮目が変わったのか、その年末年始の営業を取りやめる企業が増えてきました。理由は人員確保が困難なこと、年末年始くらいは社員に家族と一緒に過ごさせて従業員満足度をあげようとしているようです。世の中も変わりましたね。驚いたことに某コンビニでもその流れが始まっています。

 

ですが・・・。それでも会社の方針で年末年始の営業を余儀なくされる店舗はまだまだ結構多いでしょうね。それに、皆が思うほどその年末年始、全ての家庭が家に引きこもっている訳ではありません。出来れば外食したい、買い物したい、のです。何故なら今も昔も正月はテレビもいい加減飽きるし、おせちばかりでも飽きるので。

 

なので、他の店が休めば休むほど、年末年始に営業している店は実は1人勝ちできるんですね。これが年末年始に営業している店が存在する理由でしょう。正直美味しいんです。確実に稼げて、しかも正月が終われば一気に暇になるのでその頃いくらでも休めるし。

 

 

うーん。商売の王道としては稼げるときに稼いで暇なときは休む、が一番なので本来は正月営業すべきなんだとは思いますが・・・・。意見は分かれそうですね。

 

 

それでは今日はこの辺で。毎度ご来店、有難うございました!!!