増える感染者と減る来店。飲食店はもう、休業してた方が良いのか?

2020年7月25日

いらっしゃいませ、当ブログにご来店いただき誠にありがとうございます。

すごいですね。東京。毎日のように新規感染者が200人越え。それに比べてこちら東北は呑気なもので、宮城は一度10人越えはありましたが、ほぼほぼ1桁。隣の岩手については色々意見はありますが、まだ感染者が発見されてないとか。

なのですが、やはり狭い日本です。東京の感染者が増えればなんとなくこの辺にもまだちゃんと検査されてないだけで、大勢の感染者がいるような疑心暗鬼になる様です。

そんな感じなので、一気に東京の感染者が増えた先週辺りから、すっかり予約の入るペースもダウンしました。フリーの来店も近くのホテルに泊まっているお客様ばかりで、本当に小規模の来店しかありません。

今月の頭くらいは昨年度比で5割に届くかどうか、と期待を持っていましたが、今はダメですね。行っても3割くらいと言うのが現実的なところです。

来月8月の予約状況はさらに最悪です。GOTOキャンペーンをやってるにも関わらず、子供の夏休みが短い事もあって旅行の予定すら立たない家庭が多いばかりじゃなく、単価高めの高齢者の旅行は自粛、そして何より!東京から人が来ないとなっちゃあね…。

しかもさらに悪いことに、今年は仙台七夕、青森ねぶたに代表される東北のお祭りが軒並中止なんです。そりゃ予約なんて入るわけないですよね。

おかげで未だ8月の予約表はスカスカ。正直これだったら来月はむしろ休んでた方が赤字幅が広がらなくていいんじゃないかなと思う今日この頃です。

休んでいれば、店から出て行く経費は家賃と水光熱の基本料金プラスアルファ、グルメサイトの掲載料くらいなもんです。人件費にあたる社員、アルバイトの休業補償はとりあえず助成金で国から出ますから。

ただ…。いつまでこの状況が続くかは誰にもわからないでしょうし、現在会社指示で休業しているスタッフに休業補償を支払った会社に対して国から補填される雇用調整助成金も今の所は10割出ますが、いつまで出るかもわかりません。9月で終了という話もあります。

そうなると、以前と同じ6割しか雇用調整補助金は出ません。つまり、会社としては、その差額4割を出せれば良いのですが、今、そんな余裕のある飲食店は稀でしょう。

このままだとこの店も撤退かな…。これから店のスタッフどうするんだろう。自分もどうなるんだろうと暗い事ばかり考えてしまいます。

そんな時には、他の飲食店の店長と話をする様にしています。…。一部を除いてみんな同じようなもののようです。そう考えると変な話、少し気が楽になったりします。一時的にですが。

大変ですが、私のブログのタイトルにもあるように、サラリーマン店長でなければどうなっていただろう、自営の人はもっと大変何だろうな、なーんて考えてしまう今日この頃でした。

それでは今日はこの辺で。本日もご来店ありがとうございました!