クレームがつらいよ・・・。

この度は当ブログに御来店頂き誠にありがとうございます。

今回から、テーマをがらっと変えて、実際の営業で出くわしたクレームの話と対処の思い出話を。
自慢じゃないけど(本当に自慢じゃないが)結構クレームを出される方です。
他と比べたことはあんまり無いですけど、まともなクレーム(変な言い方ですけど100%お客様が正しい!クレーム)、や、言いがかりに近い理不尽なクレーム、

たくさんあるので、しかも対処を間違ったことも多いので、
失敗談と後悔なら自信があります。

でもいくつかのクレームで共通した事、こうすればよかったという事は、
「事前に対応できる範囲(補償など)を曖昧にせず、きっちり会社と相談して決めて、その範囲以上のことはしない」
「そしてなるべく短期間で終わらせる」
これに尽きました。
よく、クレーム対応の神様的な存在の方の話で、
「クレーマーは将来のリピーターになる」とか
「許してもらうまで10回通うくらいの気持ちで訪問しろ」
とか言ってますけど・・・・・
まぁ、こちらの不手際で体調を崩した、とか怪我をしたとか、誰かが亡くなった、なら謝ってすむ問題では無いですし、会社としても誠心誠意を尽くして謝罪と社気的責任(最悪営業撤退)をとり、損害賠償に当たるべきですが、そうそう、産地偽装も許されることではないですよね。
ここで言うのは、そういうレベルでの話ではなく、もっと日常的に起こりうる、
「大事な服が汚れた」
「接待の雰囲気が台無しだ」
「せっかくの晴れの席で」
「料理がまずい、写真と違う」
「従業員の態度が気に食わない」
「違うものを出されて気分が悪い」etc….
という、某バラエティ番組に出てきそうな、こちらの不手際なので謝罪はするけど、その要求は・・・・ってお話。
で、さっきの話に戻りますが、
「クレーマーはリピーターになるか」
まず、この話から。結論から言うと、
「なります。可能性は低いけど。そうでない普通のお客様をリピーターにするほうがよっぽど楽」です。「許してもらうまでご自宅に訪問する必要があるか」
前述した、社会的責任レベルの身体に被害を与えたレベル、信用を失う「偽装」なら必要でしょうが、そうでない気分を害したレベルであれば、
「残念ながら当店とはご縁が無いようで」
と割り切って新しいお客様を探した方がよっぽど店のためなります。第一、そのお客様のために、どれだけの無駄な時間と店長の精神力が削られ、かつ店の大事なお客様と従業員がほったらかしにされるでしょうか。

全てのお客様を幸せに、経営理念にそう書いてあったかも知れませんが、店長は神様ではありません。出来ないことは出来ないと、割り切ることも大事だと今はそう思います。
ただ、そう思えない人の多くはきっと、私がそうであったように、
サラリーマン店長ゆえの宿命があるのです。
続きはまた今度。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

飲食店店長の価値

こんにちは。当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

さて、色々人件費やら人にまつわる失敗談を元に自論を展開してきた訳ですが、
果たして、それをコントロールする店長のコスト=価値=報酬はどんなもんでしょう。
この業界に20年、サラリーマン店長として、転職も何度かしました。

現在に至りますが、今の私の収入が適正なのか、正直わかりません。
40代既婚で月取り27~28万くらいです。ボーナスなんてここ数年見たこと無いので(もらったこともあったが、1,2万円だったので記憶にすらない)
ただ、朝までの深夜業務も無ければ、人員が充足していれば月に6回も休めます。
店の成績をいくら上げてもあんまり給与は変わりませんが、その代わりよほど下げない限り下がりません。
なので、こんなものなのかな・・・・。って思ってます。
求人誌を読むと、
「給与35万以上! 店長候補募集」
「完全週休2日制!ゆとりある会社でステップアップ」
とか色々書いていて、自分のところと比べるとよさそうに見えるんですけど、自分で求人原稿考えていると、その裏を疑っちゃうんです。
35万以上って、その上は無いんだろう、とか、手取りじゃないんだろ、とか、休みはあるって言っても、人がいればの話だろ、とか。
世の中そんなに甘くないしね。
ただ、自分のキャリアが、今、どれくらいの相場なのか位は知っておいて損はありません。
いつ自分の会社が無くなるかわからない世の中、慌てて就職活動して、安月給&重労働の会社に入ってしまったら。
そうならないように、自分の価値はしっかり把握しておきたいものです。
やり方は簡単で、どこでもいいので転職サイトに登録だけしてみましょう。
希望条件(特に収入)をしっかり明示して、出来れば今より上で。それで問い合わせかヒットする案件があれば、少なくともそれくらいの価値はあるということです。逆に何も無ければ、妥当、って事ですね。
勿論、社風や、勤務地などお金に変えられない要素はありますが。
私の場合、確かに少し上の待遇の案件はありましたが、せいぜい月2、3万円程度で、しかも全国転勤有の某チェーン店でした。
休みもちゃんとあるようで(当たり前だ)悪くは無いように思えたが、やはりわずかばかりの昇給を求めて、住み慣れた土地を離れ、退職金も大幅に減らし(あるかどうかわからないが)、業務や人間関係を一から積み重ねるというのは正直、リスクの方が多すぎます。

今の仕事は店長裁量で新メニューの決定や、キャンペーンの立案、経費の使用を任されていて(勿論結果責任はあるが)なかなかやりがいは、大変だがあります。お金以外にもこういう事って大事ですよね。
でも、たまに今でも求人会社からメールが来ると、こんな自分でも誰かが必要としてくれるのかと思うと、少し、悪くない。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

従業員を辞めさせない店長は優秀の嘘

こんにちは、当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

ここまで、いかに人を集めるか、人件費を抑えるか、自身の経験を(継続中)踏まえて書いてきました。
さて、人が揃うと、今度は如何に続けてもらうか。どうやって成長させるか、これが店長の腕の見せ所、なんて店長会議で言われる訳で。
で、また顧問の胡散臭いコンサルタントが、また、「コミュニケーションだよ、それが一番だ」

「ビジョンを示してそれを共有するんだ」
「この人と働きたいと思わせる人間力を磨きなさい」
そして、最後には、
「いい店は皆従業員が辞めない。どんな従業員でも、やる気を引き出し、ともに悩みを聞き、辞めさせないことが店長の仕事だ」
と締めくくる。
はいはい、それは最終目標で、勿論理想ですが、
現実問題として、「辞めてもらった方がいい場合」もあるわけです。
前に紹介した、月に1,2回しか出勤しないアルバイト、いつ仕事を覚えるのでしょう。
就職面接でアルバイト経験を書く為に在籍しているだけ、友達、異性との出会いだけが目標の最初の頃しか出勤しなくなった幽霊バイト。
いい歳こいて常識の無い、年上の人間に敬語も使えない子供のようなスタッフ。
出勤時間に平気で遅刻する、当たり前のようにバイト当日に学校の用事とか言って、LINEで休むと言ってくる学生。
まぁ、まだまだあります。いえ、いまどきの若者とは言うつもりはありません。
だって昔からこんなですもの。
ただ、違うのは、今は人手不足だからといって、いつか使えるようになる、いつか働く気になる、いつか常識を覚える、と長だけが我慢して使い続けているケース、ありませんか?
実経験から言います。
やる気の無い奴には何を期待しても無駄です。それどころか、そんな奴が先輩になってしまうと、せっかくの有望な新人が同じ色に染まり始めます。
昔ドラマで「お前たちは腐ったミカンじゃない!」と先生が熱く語るシーンありましたよね。
アレはドラマです。実際は腐ったミカンは腐ったミカンで、確実にまわりに影響を及ぼします。
私自身、幽霊バイトと週一バイトを放置していたら、数年後には社員以外は毎日が素人だらけのひどい店になりました。
当然生産性も下がり、サービス、商品レベルも下がりますから成績も下がります。
それでいて店長の休みはほとんどなくなります。
そうなって、自分の体調でも壊したら本末転倒です。
要らない人には勇気を持って、辞めてもらうほうがいいと思います。
でも、いきなり、「明日から来なくていいぞ」とは言えません。
そんな事したらあっという間にSNSで拡散され、最悪の場合訴えられます。
きちんと、週3回は出て欲しい、とか、この日は人が足りないので出てきて欲しい、とか、「君の希望している日は人が足りてるから他の日は出れないか」とか、こちらの要望を堂々と語るべき。
非常識な急な休みを言ってくるアルバイトには「学校の予定か知らんが、こっちの約束のほうが先だ!」とあくまで店の正当性を主張してください。勤務態度に問題があるアルバイトには社員全員で注意しましょう。
ただし、罰金とかのペナルティは違法なのでNGです。

その結果、一時的な人手不足にはなりますが、
優秀な先輩は優秀な後輩を育て、それで作られた環境は自動的に悪いものを排除し、いい状態を持続させる「システム」になります。
結果、人は辞めなくなります。
世間が騒ぎ立てる、ブラックバイトやら人手不足に負けるな!日本の店長!
って言ってみたけど、実は会社的には私が
「要らない店長」
だったらやだな・・・・・。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

求人が来ない 5

本日は当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。さて、そこそこの時給でどうやって人を集めるか?
大体思いつくのが、
「雰囲気がアットホーム」
「初心者でも安心」
「おいしいまかない」
「やる気に応える評価制度」
「駅チカだから便利」

お手元の求人誌を覧ください。大体同じような事が書いてませんか。
どこも似たような求人フレーズですよね。
これじゃ時給の高いところに行くのは当たり前ですよね。
当然同じように載せてては駄目なようです。
思い切って、自店ならではの特徴を入れてみました。
「セッテイングスタッフ募集。朝、3時間だけの仕事。接客業務は一切ありません」
「高校生も安心。当店の高校生は仕事は午後9時までです」
「次の日の学業も安心。当店は絶対の終電前帰宅」
「年末年始は休業の為、当店は正月勤務なし」
最初のはセッテイングスタッフなのですが、「そんな事言って結局接客もやらされるんじゃないか」という不安を否定しました。
後のには必殺キーワード「当店は」を入れてます。
これを入れると、どうやら心情として、
「他の店では正月も、終電後も、高校生でも22時まで働かされるのか?」
と考えちゃうみたいです。
勿論、採用後は嘘ついちゃいけないので、その辺はしっかり守るのですが、
うちの店は正月は休みだし(3が日)、ラストオーダーは22時だし、高校生スタッフがいくら仕事残しても、次の日片付けてくれる朝のスタッフいるし。
後で困るようなことは全く無いので強気の募集広告を打てました。
特に奥様方のスタッフにとって、正月休みは時給より魅力のようで、前職を辞めた理由も、年末年始に人が足りないからとお願いされるのが嫌だったから、って人も。
結論として、現在のニーズって、時給よりも、「わかりやすい働きやすさ」って重要なんですよね。

試しに上のキャッチフレーズがのっかっている店舗が自分の店の広告の隣にあったらどうでしょう。
仮にたとえ自店の時給が高かったとしても、どうですか?
自分の店は、ひょっとしたら隣の店より「正月も深夜も、セッテイングなのに色々と」働かされる店に見えないでしょうか。
でも、こんなこと言うと、「うちの店は朝5時までだよ!」とか、「24時間営業なんだよ!」という方もいるでしょうね。
私個人的にはそんな時間までやるメリットに関して(高い時給と少ない売上)ひたすら疑問ですが、会社の方針もありますからね・・・。

それでは今日はこの辺で。本日は御来店頂き誠にありがとうございます。

求人 人が来ない4

こんにちは。当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

さて、前回、あまりにもバイトが集まらない事態に危機を感じて、募集対象を変えようということになったのですが、
始めたのは次の作戦でした。
1「募集広告費をケチらない」
2「シルバー人材プロジェクト」
3「AKBプロジェクト」
です。

まず、1、ですが、募集広告費、何度乗せても大して効果が無いからと、一番安い掲載費でだらだらと載せてる企業って結構多いです。ありますよね。いつも載ってあの企業。
正直これは応募者からすれば逆効果で、
いつも載ってる=すぐに人が辞める
の図式が成り立ちますよね。実際に自店のアルバイトに聞いてみるとわかると思います。
求人サイトでも、正直1ページ~3ページ目までは皆見るけど、よほど本気モードで探してない限り、最後のページまではまずたどり着きません。
これは自分が何かを検索してるときでもそうですよね。
結論として、追加料金がかかっても、検索上位のオプションをつけるべきです。
大体、「ベーシック」「スタンダード」「Sプラン」「SSプラン」と何段階かあるんですけど、求人会社の営業マンに聞いて、皆がどこにどれだけの割合で載せてるか聞いて、一番ボリュームの多いプランの一つだけ上を狙うだけでいいでしょう。
大体7割がた一番安いプランなので、一段階上げるだけで、1~3ページぐらいに来るみたいです。保障は出来ませんが。地方都市ならかなり高い確率です。
あと、最後に掲載してから半年以上経つと、割引してもらえたりする会社もあります。意外と大手にその傾向があるので、お勧めの手法です。正直、〇ウ〇ワーク、も〇イナビも、ワー〇〇も、フロ〇〇ーも大差ありません。
そして2、の「シルバー人材プロジェクト」
これは、早い話が営業前の掃除や仕込を全部、60歳以上のアルバイトに任せてしまおう、ということです。
勤務時間は皆が出勤する前の8時~11時。たった3時間。
その間に、昨日残した洗い物と、店の掃除、朝の仕込だけを全部お願いします。
仕込みの指示は指示書を作って、でもなるべく盛り付けなどの簡単なものを。
結構、もうリタイヤしたけど暇だから働きたいって人は多いんですね。人口も多いし。
でも、夜遅くは働けないし、忙しい中働くのはつらいし。
人員はなるべく余裕を持って、自分たちがやるより一人多いくらいでもいいでしょう。

そして、3「AKBプロジェクト」
恥ずかしい名前ですが、これはただ単に、「高校生のような未成年」を積極的に採用するってだけです。たいそうな名前をつけましたが、おっさんがイメージでつけてみただけです。
高校生は普通の学生バイトに比べて時給が低いことが多く、また、22時以降は働けないので、アルバイトできる職種も限られます。なので、高校生も歓迎している姿勢を見せていると、結構食いつきが良いです。
それに、2、の朝のセッテイング人員がしっかりしてれば、高校生スタッフが22時以降、いくら仕事を残していっても全く問題ないんですよね。
このプロジェクトをスタートする為に、求人広告も出し方を変えました。
それはまた次号で。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

求人 人が来ない3

こんにちは、当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

まぁ、ここまでやっぱり人を集めるには時給を上げましょうと話してきましたが、では、実際に上げてみてどうだったか。
私の店ではそれまで時給800円(22時以降1000円)でしたが、どうにか本社を説得して50円アップの850円に成功。
もちろん既存のバイトさんもそのままスライドで50円ずつアップ。人によってはバイトリーダー的な存在もいたので、900円以上になった人も。
正直月に1,2回のいるのかどうかもわからないアルバイトの昇給には疑問だったけど、まずは昇給達成!
で、早速募集開始!
某有名求人会社に通常プランで申し込み、4週間の広告掲載がスタート!!
全く来ない。
いや、たまには電話はある。何を言っているのかわからない外国人と、ご高齢の洗い場のみ希望と。
求人サイト経由の応募メールもたまには来るが、返信も折り返しの電話もほぼスルー。
やっとつながっても、面接予定日をスルー。
唯一出来た面接で、採用を即決めるも速攻辞退。
何でだろう・・・・。時給も上げたのに。
後で振り返ってみれば、原因はすぐにわかりました。
周りの相場の最低時給は800円、確かにそこより、は上だけど、最低は800円でしたが、大半は850円以上で、激しいところは900円、1,000円なんてところもありました。
完全に私の見込みが甘かったです。
世間では、その900円以上の時給でも人が集まらない時代なんですよね。あ、この話は地方都市の話で、東京圏内はそれ以上でしょうけど。
とにかく、今は相場平均位では人が集まらないくらい人手不足で、それだけ売り手市場なんです。

もっともこれで、世の中の平均時給が上がる→人件費増を吸収できなくて各企業値上げ→結果物価上昇→インフレ達成。
と、誰かさんの思惑通り、な訳ですが、
物価が上がれば真っ先に家計から削られるのは「外食費」な訳で。
それはさておき、時給が上がれば人は集まると大口切って、全く集まらないバイト。
上からも「それ見たことか。だったら上げなきゃ良かったのに」といわれる始末。
「いや、もう少し時給を、そう、900円ぐらいまで」という気持ちはあったが、ぐっとこらえた。
うちの店にそんな余力は無い。だったら募集対象を切り替えよう。
そして、募集広告の出し方を思いっきり変えてみました。
その作戦はまた次の号で。

本日は御来店頂き誠にありがとうございました。

求人 人が来ない2

こんにちは。当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

ありがちな会社が奨励する求人活動と言えば、代表的なのが、
1、既存のアルバイトさんの知人を紹介してもらう。
2、スタッフの家族に声をかけてもらう
3、昔いたスタッフに声をかける
狙いはわかりますね。

でも、今の世の中、中々人は集まりません。だから時給、交通費など待遇の見直しが急務なんですが、
会社的には出来るだけ経費はかけたく無いのが本音。経営者サイドからは当然の事でして。
で、上記の手段が推奨される訳です。奨励金が出されるケースもあるみたいですね。
確かに!見知らぬ求人会社にお金を出すくらいなら身内にあげた方がお互い得していいよね!
と、私も思ったので、昔のスタッフはとっくに就職している年齢層で行方もわからないし、スタッフの家族じゃ色々気を使いそうだから、アルバイトさんの友人、後輩を紹介してもらう事に。
店の雰囲気は良かったので、人は集まる集まる。おかげで年に一度、卒業シーズン前に求人出すだけで良くなりました。
でも、それから3年経った頃、この手法の限界を知りました。
まず、紹介の従業員は紹介者のレベルを超えない、という事です。
具体的に言うと、コミュニケーションに難がある、所謂コミュ症の人からは似た様な、常識レベルが低い人からは似た様な。
長期で休む期間もほぼ一緒。同じ学校で同じサークルだからなぁ。
そして出勤ペースも。月に2、3回しか出てこないスタッフからは、それでもOKだと吹き込まれてるのか、ちっとも出てきません。しかもみんな新人同然(笑)。

なんて事をしてるうちに、やたらと登録している従業員はいるけど、いつでも人が足りないという訳がわからない状態になってしまいました。
少ない出勤日数の人でも働ける様にマニュアルをちゃんと作れと会社のお偉いさんは言いますが、その詳しく書いたマニュアルを読んでるだけでどれだけ無駄に時間を費やすでしょう。
やはり、経費はかかっても、ちゃんとした広告費をかけて、同業種の待遇にせめて近づいて、欲しい人を選んで取らないと、店のレベルは少しずつ下がって行きます。そこそこの人が師匠だと、そこそこの弟子しか育ちません。
なんてったってやっぱり企業は人、ですね。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

求人 人が来ない・・・。

こんにちは。当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

さてさて、今、店長さんが一番頭を抱えてることって、タイトル通り、
「人が来ない」
に尽きるんじゃないでしょうかね。
私も目下、これが一番の悩みの種です。

こいつを改善するには、時給の引き上げ、これしか無いと思い、その為の原資として、人件費の削減に取り組みました。
でも、大体のうちの会社の店長会議で熱弁をふるう経営コンサルタントさんは、
「従業員の目標付けが大事なんだ」
「店長の人間力で、この人と一緒に働きたいと思わせることが大事なんだ」
「コミュニケーションを取って従業員の思いを受け止めるんだ」
まだまだあります。
三人のレンガ職人の話を持ち出して、あなたは何でこの仕事をしてるのかと旅人が尋ねると、
一人目は、「上からやれっていわれてるからやってんだ」
二人目は、「家族を養うためにやってるんだ」
そして三人目は「ここに皆が集まる世界一の大聖堂を作るためにやってるんだ」
「店長はその三人目のレンガ職人を作る為に、熱く将来のビジョンを語るんだ」
と、まぁ、早い話が、
「従業員のモチベーションを上げる為に、もっと熱く従業員と語り合い、目標を共有するんだ」
と、どっかの元テニスプレイヤーみたいに熱く語るわけで。
うーむ。確かにその通りなんだよなぁ。
実際に店に戻って個人面談とかやってみる。
大体、アルバイトさんはきょとんとして、困った顔をするもので。
ずっと続けていればいつかは伝わると言うけれど、
一月に2,3日しか出勤しないアルバイトにいつ理解してもらえる話をどこで語れと。
そもそも募集時給を全く上げずに、世間の相場からもはるかに置いてかれ、週一日でもいいからと採用を続け、
研修やら就職活動で2,3ヶ月休むのもOKし続け(辞められると困るから)、
求人費を節約する為に友達、後輩の紹介をお願いするも、似たようなやっぱり週一アルバイト君しか紹介されず、
気がついたらいつまで経っても経験値のたまらない、永遠の素人バイト君だらけになった経験はありませんか?
うちも、周りも皆似たような状況でした。
ここで言いたいのは、現場を理解していない上司や経営コンサルタントの話を鵜呑みにしていても、状況は変わらないどころか、もっと悪くなります。
「ゆとり世代」とか言うけれど、出来る奴はいつの時代でもいます。ただ、そんな彼らはその店の経営状態は別として、もちろんいい時給のところに流れます。

世間体や週活の面接の為に、とか、なんとなく出会いがあるかもレベルで入店してきた週一バイト君が戦力になる日は経験上ありませんでした。
やはりいい人材を捕まえるためにはそれなりの待遇を。そしてそれから、の教育を。
その為にはその人件費増を賄える位の経費圧縮が必要で、その苦労の分、彼らは次の天才を育て、そんな彼らには冒頭の物語を理解してもらえるとやっと最近気づきました。
その地区の最低賃金ギリギリで募集している店に行って見て下さい。
「なるほど!」と思ってもらえると思います。

それでは今日はこの辺で。御来店頂き誠にありがとうございました。

人事売上とかいう指数

こんにちは。当ブログに御来店頂き誠にありがとうございます。

「人事売上」
この数字を聞くと、
「うわぁ・・・・」
と思うサラリーマン店長は結構多いと思う。
売上÷労働時間=人事売上で表されるこの数字。
かつては毎日の営業の人件費効率を示す指標として大人気だったんですね。

若い頃、よーく上司に、
「去年と同じ売上なのに、なんで人事売上が去年より低いんだ!」
とかビシバシやられたなぁ・・・・。
今でも健在なこの数値ですが、3,500円で水準、4,000円で適正、3,000円以下で
「お前らサボってるんじゃないか?」
なんて言われたんですけどね。
例として、例えば一日の売上が40万円として、
①40万円÷114時間=3,500円
②40万円÷100時間=4,000円
③40万円÷133時間=3,000円
こうするとわかりやすいでしょうか。明らかに、③が同じ売上で一番時間を使ってるので、
店の広さと従業員のレベルが一緒なら③が一番楽そうですね。
その昔、チェーン店全盛期は、スタッフの教育マニュアルもしっかりしていて、かつ店の作りも各店あんまり変わらなくて、確かに指標としては比較対象になったんですが、
今や業態は各店百花繚乱。しかも高い人件費率の社員比率も各社バラバラ。
端的に言えば、アルバイトが集まらなくて社員ばっかりでやってる店は、②でも赤字で、店長以外みんなアルバイトの店では③でも黒字なんですよね。
こうなると、この数字の説得力は今や失われ、今では
「店の忙しさを表すだけの指数」
とうちの会社では呼ばれてます。
もちろん高いことには申し分ないのですが、
悲しいことに現在の飲食の人手不足は、店長が労働時間をコントロールしなくても、十分に①以上の人事売上をキープできるようになっております。
いくら人を使いたくても、その人がいないのよね・・・・。
しかも働き方改革とやらのおかげで、社員のサービス残業は姿を表面上は消し(実際はあんまり変わっていない)、アルバイトの使用時間にも制限がかけられまくり、人数はいくらいても足りません。

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そこで多くの企業でたどり着いた結論が、
「24時間営業を、深夜営業を止めよう」
ということになった訳です。
ね、一見名案にも見えるけど、誰でも思いつく結論ですよね。
で、うちの店も、営業時間を短縮しました。
この流れは続くでしょうね。いずれ、繁華街には22:00以降営業している店は、どんどん減っていくだろうなぁ。
だって、店がおわってから行く居酒屋、ベトナム人ばっかりだもの。ひどいときは店長とそいつしかいない。

それでは今日はこの辺で。御来店頂き誠にありがとうございました。

ルンバは休まない

こんにちは。当ブログに御来店頂き誠にありがとうございます。

前回まではいかに仕事を減らして人件費を楽して削減するか、そんな事を書いてきたのですが、
まぁ、うまくいかなかった事もあるわけで。
今回はそんな話。

嫁の実家に年始の挨拶に行った時。部屋の片隅に埃をかぶった彼に出会った訳で。
全自動掃除機「ルンバ」。
指先ひとつで家中を勝手に掃除してくれるアレですね。
何でもお義父さんが電気屋で一目惚れして購入したはいいが、静かな部屋で動き回る彼が気になって落ち着かないという理由と、「飽きた」という理由でほったらかしになっていた。
嫁が珍しがっていると、「欲しいなら持ってけ」と我が家に来ることになった。
で、我が家にて最初のうち数日間はその可愛らしい動きと、うちの飼い猫2匹が逃げ惑う姿が面白くて活躍の場はあった訳ですが・・・・。
猫たちはしばらくすると逃げるより戦うことを選び、彼が動いていようがいまいが威嚇するようになり、彼が待機しているリビングでは常に冷戦状態が続くようになった。
そんなこんなで、このままでは猫たちとのコミュニケーションに支障が出始め、再び押入れに封印されることになった。
前置きが長くなりましたが、早い話、店の床掃除を楽にしようと、店にルンバ君を連れて行くことになった訳で。
店の客席カウンター含めて99席。段差なしのオールフラット。
いよいよ彼がその力を発揮する時が来た。
まずは彼の働き振りを見守ろうと、営業終了後、椅子をテーブルに上げ、スイッチオン!
ささやかな機械音とともに動き出すルンバ。
なんとなく、ターミネーターに出てきそうなマシーンに見えてきた。
壁でターンし、人間では見落としそうなゴミを見逃さない彼。
見守るスタッフからも感嘆の声。
期待する連れて行ってくれる明るい未来へ。
ただ、それも2,30分する頃。
見飽きてきた。
「疲れた」とも「眠い」とも「まかないは肉が食べたいです」とも言わない彼ではあるが、掃除がまじめすぎて、一向に終わりが見えないプロの仕事。
「こいつ、このまま置いて行って、帰りませんか?」
バイト君がそう言うので、それもそうだな、と帰ることにした。そのうち仕事が終わるなり充電が切れそうになったらホームに戻るだろう。
そして大いなる問題が立ちはだかった。
「セキュリティがかけられないじゃん」
大体の店がなんとか警備のオートセキュリティが入っていて、最後の退出者は必ずそれをセットして帰る。
その後、店に動くものがいると、たちまちセンサーに引っかかり、警備会社に通報が行く訳で。
つまり、彼が掃除している間は無人ではいられないという事で。

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まぁ、彼が掃除している間、もう一人のスタッフが例えばキッチンで仕事してればいいんだろうけど。で、掃き掃除が終わったら、モップをかける、と。
でも、彼は結局お役御免になりました。
どこまで進んでるのか、後どれくらいで終わるのか、全くわからないんで。無口なのが欠点ですね。
ただ、オート警備の必要の無い自宅兼店舗なら有効かと思いますよ。なんてったって、彼、一年間休みなしでも大丈夫ですから。

それでは今日はこの辺で。御来店頂き誠にありがとうございました。