人件費 人がいない

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今日は人件費についてつぶやいてみようと思います。
とは言っても、やれ人件費率、とか人事売り上げとか小難しいことは置いといて、
今、スタッフが不足していませんか?
募集広告をかけても全く電話すらならず、ネットの応募に返信してもスルー。
募集広告費だけがかさむ毎月。
こうなると、まず考えることが、
「時給を引き上げよう」
大体私の周りの店長達もここにたどり着き、上司や会社に、
「時給を上げないとこのままじゃ危機的な状況に陥るぞ!」
と訴えかけております。
まぁ、確かにその通りなんですけどね。
ただ、あなたの会社は、たとえば1店舗辺り毎月1,000時間のアルバイトを使ってる店だとして、
時給を仮に100円上げれば単純に10万円×店舗数毎月費用がかさみます。
あなたの会社はその経費増を笑って受け止めるくらい今まで暴利をむさぼっていましたか?
答えは多分、ノーです。それぐらい儲かっていれば、きっとあなたの給料なり労働時間はまともなものになっていたでしょう。
そうじゃないからブラック業種とか言われていたわけです。
でも、このままじゃいけないとして、時給を上げました。その分はどこで回収しますか?
値上げでしょうか。料理をしょぼくしますか。それとも仕事の質を上げますか(生産性を上げる)。
値上げをすれば客数が減り、それを取り戻すために販売促進費(広告、値引き)が余計にかかるでしょう。
料理の質を下げても同じ事。
スタッフに今より少人数で働かせれば、きっと数ヵ月後にはまた人手不足になるでしょう。
さらに言えば、時給を上げたところで、人は来るでしょうか。
「いや!来る!そして昔みたいにたくさんの面接の中から優秀な人材を選んで、店のレベルを上げて、そうだなー、昔いた〇〇君みたいにフリーターでリーダーシップがあって・・・」
とか考えてる店長、調理長さんの多い事。事実、未だに
「フリーター大歓迎」「週3日以上働ける方歓迎」
とか平気で書いてある求人の多い事。
今の世の中、まず、フリーター?いませんよ。どこの企業もそれっぽい奴は社員か準社員に引き上げてるし、逆にいい年こいてフリーターとか言ってる奴は、芸人とか目指している奴以外、「これだけ人手不足にもかかわらず正社員にすらなれなかった人達」が有能でしょうか?
もちろん例外はありますが、それはほぼ宝くじ当選レベルぐらい、極まれでしょう。
稼ぎたい学生もしかり。少子化の影響でまず学生自体少なくて、しかも仕送りの厚い学生の多い事。
苦学生は既に死語になりつつあります。
動きの早い会社では、早々にそれらに見切りをつけ、外国人留学生や、リタイヤ後のベテランをターゲットにしている世の中です。鳥貴族なんていい例ですね。
長々と書きましたが、ここで私が提言したい事は、
「時給を上げる前に、まず仕事を減らせ」
という事です。
続きはまた後で。
こうしている間にも、無理して時給を上げまくった飲食店が、またひっそりと姿を消しています。

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