Indeedの掲載方法、有料プラン編 こんなに簡単。

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さて、このindeed、求人広告を掲出すると、早速有料掲載のご案内のクリックボタンが画面に現れます。

掲載プランはシンプル過ぎる位。たったの2パターンのみ。

一つは、「月間の予算を自分で決定して、あとはindeedにおまかせプラン」、自動設定と呼ばれます。

Indeedは基本的にクリックに対して報酬を支払う完全報酬型の課金システムです。簡単に言うと、そのサイトがクリックされる度に報酬が発生するシステムです。アドセンス広告みたいなものですね。

1クリックあたりの単価は広告を出している側が20円から自由に設定できるのですが、当然1クリックあたりの単価が高ければ高いほど、検索後の表示順位が上になります。

この辺をいくらにするか、indeed側に決めた予算の中でおまかせにするのですが、少なくとも月間で予算を使い切ってもらいたいのはindeedも一緒。こちらの記事がクリック率が乏しいとなれば、単価をどんどん吊り上げ、掲載記事をなるべく前に持ってきてくれるという訳です。

その代わり、予算が少なければ、あっという間に最初に決めた予算に達してしまうので、有利な掲載はすぐに終わってしまいます。

もう一つは、「こちらでクリック単価を一律に決めて、かつ予算を使い切るまで広告を載せ続ける」方法。手動設定と呼ばれます。

こちらは1クリック単価辺りのアクセス数を「読む」力が必要となるのですが、結構素人にはハードルが高いと思います。

なにしろこのindeed広告、まだ日本で騒がれ始めたばかりで、果たしてクリック単価を幾らにすれば上位に来るのか、そのデータはまだ集積されていないのが現状です。あくまでクリック単価が「高い」か「安い」かは市場の中での相対的価値なので、例えばあまりライバルのいない地方の小さな商店街ではほぼ無料でも効果はあるでしょうし、東京などの激戦区では高くなるでしょう。また、どこもかしこも求人広告を掲載する、4月、9月は激戦区ともなるでしょうから、それなりのクリック単価の設定が必要となるでしょう。

しかも、これからこの市場が成熟してくれば、次第にクリック単価は競争原理で上昇を続けるでしょうし、逆にだれもindeedに見向きもしなくなればクリック単価の平均は下がるはずです。

現況では次第に大手の求人広告会社も提携を進めてますし、indeedを取り扱う業者も増えてきました。各社そのクリック単価の情報を集めている様子ですし、これからは上昇傾向が進むと思われます。うまくすればそう言った業者さんと仲良くしていれば、有効なクリック単価の情報が得られるかもしれませんね。

いままで、人手不足を背景に左団扇で笑いが止まらなかった求人広告大手が危機感を抱いてます。この流れが進めばいずれ、求人広告は会社や個人が記事作成のノウハウを今までの経験から持ち始め、有効な季節ごと、地域ごとのクリック単価のデーターが出回れば、求人広告大手を使用せずに独自で求人広告を出すようになる時代が来るかもしれません。

Indeedには地方支社も営業マンもいないので、とにかく低コストで運営できるし、これからもバンバンCMを流すでしょう。それに比べて広告大手は支社も営業マンも多数いるので少なくともその分はコストがかかります。つまり掲載費競争では不利な状況になっていくでしょうし、いずれ広告単価を大幅に下げるキャンペーンを対抗してうつのかもしれません。

ただ、それは自社の利幅を大きく減らすことになるので、これからは苦しい営業が続くでしょう。

彼らには申し訳ないですが、飲食店にとっては使い方次第ではこのindeed、人手不足の中のコストアップから脱却する、外国から来た「黒船」になってくれそうです。

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