GO TO イート!不正行為に気をつけよう!特にネット予約のトラブルに。

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2020年9月19日

こんにちは。いらっしゃいませ!当ブログにお越しいただきありがとうございます!

いよいよGO TOイートが始まります。ずっとコロナ禍で苦しんでいる飲食店にとってはまさに救世主の施策のように見えますが、迂闊に対応するとトラブルに発生しそうな予感です。

特にこの施策の最も肝煎りのネット予約によるポイント還元事業ですが、簡単に説明すると、ぐるなび、食べログなどのグルメサイトを通じて飲食店を予約した場合、

ランチの場合、1人あたり500ポイント

ディナーの場合、1人あたり1000ポイント

予約した方のアカウントにポイントが振込まれます。例えばディナーで10人の予約をすれば幹事さんに10×1000=10000ポイント幹事さんに支払われる訳ですが、飲食店はこのポイントに対して一切の負担はありません。経済的な負担といえばグルメサイト側に払うネット予約送客手数料、1人あたり200円程度です。

そしてそのポイントは飲食店でしか使用出来ず、1ポイント=1円です。仮にそのポイントで10000円の料理を全額ポイントで支払われても、後日飲食店にその分振込まれるので飲食店は全く損しない素晴らしい制度です。

ところが、ネット予約というのが問題で、このネット予約、仮にキャンセルされたとしても、店側でちゃんとグルメサイトの管理画面で「キャンセル処理」を行わないと予約日数日後には「来店していないのに来店した」事になってしまいます。

当然、ユーザーにポイントは支払われ、かつ、店は送客手数料を取られる訳です。

1日1、2件程度なら良いでしょうが、この施策で毎日10件近く予約が入ったら?全てを対応できる自信はありますか?悪質なユーザーがポイント目的に偽名アカウントで無差別に複数の店舗に予約を入れてくる可能性もあります。そうなったら手に負えませんよね。

対応策は毎日こまめにキャンセルになった、あるいは店に来なかったネット予約を確実にキャンセル処理するしか無いんですよね。

あぁ。又仕事が増える…。

この他、さらに悪質な不正行為があるようで、それに従業員が巻き込まれない様に従業員に事前に周知徹底する必要がありそうです。その方法ですが、おそらく店長をやっている人間なら誰でも思いつく方法ですが、さすがに公表できません。ただ、絶対バレるのでやめておいたほうが良い、とだけ言っときましょう。ネットは証拠が残るのです。

せっかくのGO TOイートです。リスク管理を抜かりなく、ここできっちり負け分を取り戻しましょう!少しでも。

それでは今日はこの辺で。ご来店ありがとうございました!

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