従業員を辞めさせない店長は優秀の嘘

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ここまで、いかに人を集めるか、人件費を抑えるか、自身の経験を(継続中)踏まえて書いてきました。
さて、人が揃うと、今度は如何に続けてもらうか。どうやって成長させるか、これが店長の腕の見せ所、なんて店長会議で言われる訳で。
で、また顧問の胡散臭いコンサルタントが、また、
「コミュニケーションだよ、それが一番だ」

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「ビジョンを示してそれを共有するんだ」
「この人と働きたいと思わせる人間力を磨きなさい」
そして、最後には、
「いい店は皆従業員が辞めない。どんな従業員でも、やる気を引き出し、ともに悩みを聞き、辞めさせないことが店長の仕事だ」
と締めくくる。
はいはい、それは最終目標で、勿論理想ですが、
現実問題として、「辞めてもらった方がいい場合」もあるわけです。
前に紹介した、月に1,2回しか出勤しないアルバイト、いつ仕事を覚えるのでしょう。
就職面接でアルバイト経験を書く為に在籍しているだけ、友達、異性との出会いだけが目標の最初の頃しか出勤しなくなった幽霊バイト。
いい歳こいて常識の無い、年上の人間に敬語も使えない子供のようなスタッフ。
出勤時間に平気で遅刻する、当たり前のようにバイト当日に学校の用事とか言って、LINEで休むと言ってくる学生。
まぁ、まだまだあります。いえ、いまどきの若者とは言うつもりはありません。
だって昔からこんなですもの。
ただ、違うのは、今は人手不足だからといって、いつか使えるようになる、いつか働く気になる、いつか常識を覚える、と長だけが我慢して使い続けているケース、ありませんか?
実経験から言います。
やる気の無い奴には何を期待しても無駄です。それどころか、そんな奴が先輩になってしまうと、せっかくの有望な新人が同じ色に染まり始めます。
昔ドラマで「お前たちは腐ったミカンじゃない!」と先生が熱く語るシーンありましたよね。
アレはドラマです。実際は腐ったミカンは腐ったミカンで、確実にまわりに影響を及ぼします。
私自身、幽霊バイトと週一バイトを放置していたら、数年後には社員以外は毎日が素人だらけのひどい店になりました。
当然生産性も下がり、サービス、商品レベルも下がりますから成績も下がります。
それでいて店長の休みはほとんどなくなります。
そうなって、自分の体調でも壊したら本末転倒です。
要らない人には勇気を持って、辞めてもらうほうがいいと思います。
でも、いきなり、「明日から来なくていいぞ」とは言えません。
そんな事したらあっという間にSNSで拡散され、最悪の場合訴えられます。
きちんと、週3回は出て欲しい、とか、この日は人が足りないので出てきて欲しい、とか、「君の希望している日は人が足りてるから他の日は出れないか」とか、こちらの要望を堂々と語るべき。
非常識な急な休みを言ってくるアルバイトには「学校の予定か知らんが、こっちの約束のほうが先だ!」とあくまで店の正当性を主張してください。勤務態度に問題があるアルバイトには社員全員で注意しましょう。
ただし、罰金とかのペナルティは違法なのでNGです。

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その代わり、一時的な人手不足にはなりますが、
優秀な先輩は優秀な後輩を育て、それで作られた環境は自動的に悪いものを排除し、いい状態を持続させる「システム」になります。
結果、人は辞めなくなります。
世間が騒ぎ立てる、ブラックバイトやら人手不足に負けるな!日本の店長!
って言ってみたけど、実は会社的には私が
「要らない店長」
だったらやだな・・・・・。

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