今年を振り返ると、とにかく人関係に悩まされる一年だったなぁと思います。
スポンサーリンク
勿論、例年通りの募集かけてもさっぱり集まらない問題はいつものことですが、それはそれでようやく会社がアルバイトさんの時給を少しばかりですが引き上げてくれたおかげで、去年よりはマシになった感はあります。
ところが、昨今の働き方改革や、労働法制の厳格化に伴って人件費が昨年より上がったのと、とにかくシフトが組みづらくなったなぁと思います。
結果、昨年並みの売上をキープしたものの、利益率に関しては前年割れと寂しい結果になりそうです。
皮肉なもので、アルバイトの時給は上がった。社員の労働時間も飲食業界の中ではまともなものになり、休みもちゃんと取れる空気になりました。が、ボーナスは全体が減益になったので出やしない(笑)。
来年も売上をいかに上げるか、それが一番難しいんですけどねー。そしていかに経費を抑えるか、それもこれ以上は大変なんです。
飲食店ってなかなか大変だなーって思うと、やっぱり独立してお店を持とうって気にはなれないんですよね。
スポンサーリンク
時々、脱サラして飲食店でもやろう!みたいなサラリーマンの方々がいますけど、大体はノルマに追われる毎日や面倒な人間関係、ブラックな労働時間が嫌になって現状から逃げる為だったりするようですが、実際はそんなに甘いもんじゃありませんよ。
お店が軌道に乗るまで、自分の休みはまず無いと思って良いし、朝から晩まで働き詰めの毎日。
人を雇うにも今の飲食業界の人手不足では相当待遇良くしないと人は集まらないし、
昨今何でもかんでも値上げばかりで材料費も上がりっぱなしだし、いっぺんに大量購入出来る大企業と個人店では仕入れ値ですら天と地の差があります。
それでも消費者は少しでも良いコスパばかり求めるし、
はっきり言ってよっぽどうまくやらない限り儲かりません。それか、よっぽど世間で認められた調理実績(元ミシュランの星有りのレストランで調理長してたとか、あ、だったら辞めないか?)
しかも万一食中毒なんか出して営業停止なって仕舞えば、報道のされ方次第ではあっと言う間に無収入。いや、倒産でしょう。
よほどの覚悟と、この仕事が好きじゃなきゃ出来ないと思います。
わたしにはそれだけの覚悟も度胸もないので、きっと来年も独立はしないでしょう。
でも、たしかに飲食で、独立して、成功を収めている人はいるんですよね…。その人達はものすごく努力し続けたすごい人達だと思います。
スポンサーリンク