進む国際化。外国人留学生が日本の飲食業を支える現実。日本人アルバイトがいなくなる?

こんにちは、当ブログにご来店頂き誠に有難うございます。
昨今、飲食店のみならず、コンビニやスーパー、工場や土木現場にやたらと外国人の姿を見かける様になったと思いませんか?

特にコンビニ。私がよく使うお店では外国人以外にスタッフがいないのではと思うくらいどの時間帯に行っても、カタカナの名札をつけた従業員ばっかりで、ごく稀に日本人がレジにいると違和感すら感じます。

それにしてもそのスタッフの手際のいい事。さらに日本語もたどたどしいながら、なかなかのもので、お気に入りの確かネパールの子だったと思うのですが、「毎日お仕事大変ですね」とか世間話を振ってきたりします。日本人でもそこまで出来ないよなぁ…。

飲食店においても、今やなかなかアルバイトの確保が困難な中、外国人留学生の重要性が高まってきています。特に居酒屋、牛丼店など、24時間や深夜帯の営業を行う所では必要不可欠な存在と言っても過言では無く。

私服にエプロンで働けるオシャレなカフェ、みたいな所はどうやら若い世代に人気らしくて、全く見かけませんですけどね。

当店においても、数年前からホールにもキッチンにも一定数の外国人スタッフが勤務しています。一昔前は外国人スタッフというと、時間にルーズだとか、真面目に働かないとか悪いイメージがありましたが、今は全く逆。日本人よりよっぽど真面目に働きますし、生活がかかっているので、稼ぐ事に対するモチベーションは、親からの仕送りでほとんど稼ぐ必要の無い、出会いと社会勉強の為にアルバイトをするといった日本人学生アルバイトとは比べるべくもありません。

ただ、外国人留学生は勉強を目的として来日している事になっているので、基本的に就学ビザで入国しています。なので当然働くにあたって細かい規制が法律で定められています。

まず、週28時間まで。これがなかなか厄介なのですが、たまーにいっぱい稼ぎたいからと、週5日くらいの出勤希望を出してきたりします。こちらとしても有難いのですが、そのペースだと1日平均5.5時間しか勤務できません。

なんとかその辺をクリアー、というかコントロールしても、お店側の知らない所で掛け持ちのアルバイトをこっそりしている場合があり、あくまでこの28時間ルールは、留学生個人の累積時間なので、例え自分の会社で規定以内に収めても、他の場所で働いた分を合算して28時間をオーバーすれば、法律違反でアウト!と言うわけです。

ちなみに気になるその罰則ですが、留学生は最悪強制送還、そこまで行かなくても、在留資格の更新が不認可になるので、どのみち帰国するしか無くなります。これは深刻ですね。

更に雇用者側、「不法就労助長罪」という長ったらしい罰則が適用され、300万円以下の罰金、又は3年以下の懲役、ひどい時はどっちも、とお互いにいい事はありません。

しかしこの法令、例外があって、学校の長期休暇に関しては、1日8時間以内、週40時間まで認められます。夏休みや春休み、あと冬休みなのですが、ゴールデンウィークはどうやら学則で長期休暇と規定されていない場合が多いので対象外の可能性が高いので注意です。

これから訪日客も増えるのであれば、通訳も兼任できる(留学生は大体日本人より外国語が話せる)彼らは重要で、人手不足が加速していく飲食店にとって、特に首都圏ではもはや奪い合いの様相を呈しています。

ただ、おっさんとしては、カフェ業態などのファッション性の高いバイトや、イベント運営などの単発バイト、塾講師や家庭教師などはどうやら学生に人気らしいのですが、「可愛い」「疲れない」「気軽に出来る」アルバイトばかりを選んでいる傾向の日本の学生に疑問を感じます。古い考えなのでしょうが、「一つの場所で卒業まで」「仲間と苦労を分かち合って」という経験は将来役に立つと思うのですが。それに、就活で出会う面接官は、私の様な古い考え方の「おっさん」が多いという事を忘れてはいけないですね。

それでは今日はこの辺で。ご来店有難うございました。

飲食店の現実。人材流出時代の影。人手不足が引き金の店舗崩壊。

こんにちは。当ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。

さて、前回とうとう、担当部長から、姉妹店への人員ヘルプを任されてしまった、というより丸投げされてしまいました。せっかく出来上がった自店のシフトを組み直し、1週間のうち、自店の副店長が休みの日は自店での営業、それ以外はほぼ姉妹店のヘルプです。シフトとしてはこんな感じです。

月曜日 副店長が休みなので自店

火曜日 ヘルプ

水曜日 ヘルプ

木曜日 副店長が休みなので自店

金曜日 自店が忙しいので自店

土曜日 自店が忙しいので自店

日曜日 ヘルプ

と、いったところでしょうか。

あれ?休みは?と思ったでしょうか。そりゃあ私だって休みたいです。でも、姉妹店の店長が休めてません。上司の部長も本部とヘルプ店舗を行ったり来たりで休んでません。とてもじゃ無いですが休みたいとは言いにくい状況です。

アルバイトスタッフを姉妹店にヘルプに行かせる方法も考えました。ですがその話を持ちかけるとアルバイトさんの返事はNO。知らない人しかいない所にバイトに行かされるくらいなら休みでいい。当然と言えば当然の反応です。第一、採用時にそんな事説明した覚えも無いですし。

それでもまぁ、1週間もすれば、どこか他の店からヘルプ要員が来るなり、社員が移動になるなり、何とかしてくれると甘く考えていたのですが…。

翌日、また姉妹店にヘルプに入ったのですが、その日は私を含めて昼も夜も4人ずつ人員は配置され、正直もう1人はホールスタッフが欲しいところでしたが、3人よりは遥かにマシ、といったところで、オペレーションも正直ギリギリでサービスが後手に回る場面も多々ありましたが、やはり1人いるといないとでは全然仕事の進みが違います。やっとまともな休憩が取れました。

それにしても人員不足は慢性的で、ここの副店長が辞めた理由もそこにあるのでは、とも思いました。とにかく人手が足りない中営業しているので、サービス業、というより、目の前のお客様を「こなしている」機械的作業がほとんど。しかも所々お客様から苦言をいただくので、これではやりがいも何もあったもんじゃありません。

しかも、本来はお店は少しでも多くのお客様にご来店頂いて、少しでも多くの売り上げを上げる事が企業としての命題なわけで、それで我々は給料を頂いているのですが、人員不足にて予約の電話(と思われる)電話にも出れず、入り口で入場制限をし、予約すら制限し、これでは売り上げが上がるはずがありません。このままでは、それまで前年比をそこそこクリアしていたこの店が、不振店に落ちていくのは火を見るより明らかでした。

それから数日、この店のアルバイトさんに、もう少し出勤できないものか聞いてはみましたが、お昼のパートさんは、

「もういい歳だからね。それに最近忙しくてさ、人が足りないから、キツイのよ。」

夜の学生さんは、

「研究室が忙しいし、毎日学校で正直週一のバイトもキツイんすよ。」

「就活でアルバイトどころじゃ無いんです。出来れば数ヶ月丸々休みたいんです。」

「稼ぎたいと思ったらもう少しいい時給の所に行きますよ。ここ続けてる1番の理由は店長が割とシフトに融通利かせてくれますからねー。」

と、なるほど。早い話が今まで店長やら副店長が何とか頑張って支えてきたからシフトが成立していたわけで、社員が1人いなくなった事で、残ったのは稼ぐ事に今一つネガティヴなスタッフばかり。そりゃシフトが崩壊するのも納得です。

と、それがわかったところで他にどうしようもなく、とは言え私もいつまでもヘルプに通うわけにも行かなかったので、営業終了後、店長と今後どうするか話し合いました。

「店長、この状況じゃいずれ店が崩壊しますよ。社員の補充は目処が立ってるんですか?」

「それがね、いずれ何とかする、とは部長は言ってるんだけど、その部長も他の店のヘルプに行ってる有様だろ?他の店も人員はカツカツで、店長が休みが取れない店はうちだけじゃ無いらしいんだ。だから求人はかけてるんだけど…。反応は厳しいね。」

全てを諦めたように話す店長には、何か秘めたる決心があるようでそれ以上聞くのが怖かった。さらに続けるように、

「調理場のスタッフも最近は何とかホールを手伝おうと、料理を運んだり、テーブルを片付けようとしてくれてる。みんないい奴ばかりさ。学生スタッフやパートさんだって本当は休みたいのに、忙しい中出勤してくれてる。そんな中、俺が休んでる場合じゃ無いだろ?」

こんな状況でも、自分の部下の愚痴をこぼさず、むしろ感謝している。私に同じ事が言えるだろうか?少し自分が恥ずかしくなった。

「私にできる事があれば協力します。何とかこの状況を打破しましょう。」

店長は苦笑いを浮かべながら頷き、こう語りました。

「有難いけど、自分の休みはちゃんと取れよ。休めるうちは休んどけよ。だってそうだろ?もしそっちが同じ状態になったら、今度は俺がヘルプに行くかもしれないんだ。その時に俺も休みづらくなるからさ。」

そして更に、

「何も店長自らヘルプに来なくても、副店長がいるならそっちを寄越してくれ。アルバイトさんが店長、って呼ぶ度2人返事するから困っちゃうってさ。」

最後は冗談交じりにこちらを気遣ってくれました。いい人だ。こんないい人が店長をやっていても、突然降りかかる人材流出と人員不足。飲食業のみならず、売り手市場の現在に於いてはあちこちで現場崩壊の危機にさらされています。

その後、その姉妹店のヘルプについては副店長に代わりに行ってもらう事にしました。意外にも副店長的には他の店を自分の目で見て見たい希望があったようで、活き活きとヘルプに行ってくれてます。それになりより、自店をしばらく開けていると、やたらと仕事が滞っているようで、これがベストな選択だったようです。

そして社員の補充ですが、結局人が集まらなく、当面は本部スタッフが交替でヘルプに行き、店長の休みについては、何とか週一で部長が回してくれる事となりました。部長は一体いつ休めるのでしょうか?1日も早い人員補充を願わんばかりです。

サラリーマン店長で今飲食店の多くはこんな感じです。自営業の方から比べれば、

「あめーよ。」

と言ったところでしょうが。

それでは今日はこの辺で。

ご来店ありがとうございました。

飲食店の現実。人材流出時代の影。店から人がいなくなる?

こんにちは。当ブログにお越しいただきまして誠にありがとうございます。

さて、前回の続きです。

副店長の退職により急な人手不足に陥った僚友店舗を救うべく、ヘルプ要員として週に何度かその店に行く事になったのですが、最初はちょっとしたお手伝いのつもりで気楽に考えてました。そこの店長とも気心知れた間柄だったので、少し甘く見てました。

しかし現実はというと、そこには今、多くの飲食店が抱える人員不足の問題点が凝縮されていました。

まず店に入ると、出迎えてくれたのは開店準備に追われる調理場の社員2名と店長。軽く挨拶を済ませ、自分もフロア掃除に取り掛かる頃、アルバイトさんが出勤してきました。

しかし、たったの2名。しかも外国人。日本語は一応話せる様ですが、かなりたどたどしい。店は大小個室を合わせると80席のそこそこの規模の店舗。一人は調理場に、そしてもう一人がホール…。つまり、私が来なかったら、この日は店長とこのアルバイトのみでホールを回す事になった訳で。

さすがにこれはと思い、店長に疑問をぶつけると、

「他にパートの日本人のおばちゃんもいるにはいるんだ。でも、人手が足りないからって毎日お願いする訳にも行かなくて。だってそれじゃすぐに103万円の壁越えちゃうだろ?それに、もう60をとっくに超えてるんだ。あまり無理はさせられないよ。」

だったら、早く他のパートさんを募集すれば良い、そう思って質問すると、少し溜息をついて、

「知ってるだろ。募集はとっくにかけてる。ほぼずっとさ。でも駅前でも無いこの立地とうちの時給じゃ誰も来やしない。来るのは卒業間近の短期希望の学生か、外国人留学生、おじいさんおばあさんばっかりだよ。」

確かにそれは言えている。私の店はどちらかと言うと大きな駅も近ければ大学も近い、時給に関してはなんとかうちの会社はこの辺の相場のちょっと下くらいのレベルだが悪くは無い。それでも募集広告を出してもあまり良い反応は無い。優秀な人材はどうやったらそれだけ時給を払えるんだ?という位高い時給を出す会社に取られ、来るのは確かに、外国人と高齢者が殆どだ。最近は高校生も来なくなった。殆どが従業員の紹介に頼っているのが現状であった。

話を更に聞くと、今いる学生アルバイトはその殆どが来春の卒業生で、紹介してくれるのも同学年、募集をかけて応募してくるのも来春の卒業生と、もはや来春には店から誰もいなくなるのでは無いかと冗談めかして話していたが、このまま何もしなければ、多分そうなるだろう。

この手の問題は飲食店であれば結構多くのお店が抱えている問題だと思います。もはや待遇改善、時給の引き上げができるか否かが、生き残れる飲食店を分ける分水嶺となり得る時代に既になっているのでしょうか。

そうこうしているうちに開店の時間となりました。おっさん二人と外国人アルバイトのみでホール、似た様な陣営の調理場。不安しか無い状態で店はオープンしました。

続きはまた次号で。

本日はご来店頂き誠にありがとうございます。

飲食店の現実。人材流出時代の影。

御無沙汰してます。当ブログへご来店頂き誠にありがとうございます。

しばらくほったらかしにしていたこのブログですが、それなりに理由があります。

毎日休みなく朝から晩まで働かなくてはならなくなったため、初老の私には家に帰ってからパソコンに向かう(とは言っても愛機は今時iPad3ですが)元気が無くって…。

なんでそんな事になったかというと、そこがサラーリーマン店長の悲しい性、チェーン店ならではの恐怖、人材流出による人員不足を埋め合わせる為に身を切らなくてはならなくなりました。 “飲食店の現実。人材流出時代の影。” の続きを読む

サラリーマンの宿命、転勤。

こんにちは。当ブログにお越し頂き、誠に有難うございます。

最近、私の身の回りが慌ただしかったため、ブログの更新がしばらく途絶えてました。

さて、何があったかというと、「転勤」です。

とは言っても私自身では無く、同じこの店で2年間苦楽を共にした相棒の親方がこのたび転勤の命令を受け、遠くの地に旅立って行きました。

飲食業といえど、サラリーマンには宿命で、社命には基本的には逆らえません。 “サラリーマンの宿命、転勤。” の続きを読む

飲食店店長の価値

こんにちは。当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

さて、色々人件費やら人にまつわる失敗談を元に自論を展開してきた訳ですが、
果たして、それをコントロールする店長のコスト=価値=報酬はどんなもんでしょう。
この業界に20年、サラリーマン店長として、転職も何度かしました。

現在に至りますが、今の私の収入が適正なのか、正直わかりません。
40代既婚で月取り27~28万くらいです。ボーナスなんてここ数年見たこと無いので(もらったこともあったが、1,2万円だったので記憶にすらない)
ただ、朝までの深夜業務も無ければ、人員が充足していれば月に6回も休めます。
店の成績をいくら上げてもあんまり給与は変わりませんが、その代わりよほど下げない限り下がりません。
なので、こんなものなのかな・・・・。って思ってます。
求人誌を読むと、
「給与35万以上! 店長候補募集」
「完全週休2日制!ゆとりある会社でステップアップ」
とか色々書いていて、自分のところと比べるとよさそうに見えるんですけど、自分で求人原稿考えていると、その裏を疑っちゃうんです。
35万以上って、その上は無いんだろう、とか、手取りじゃないんだろ、とか、休みはあるって言っても、人がいればの話だろ、とか。
世の中そんなに甘くないしね。
ただ、自分のキャリアが、今、どれくらいの相場なのか位は知っておいて損はありません。
いつ自分の会社が無くなるかわからない世の中、慌てて就職活動して、安月給&重労働の会社に入ってしまったら。
そうならないように、自分の価値はしっかり把握しておきたいものです。
やり方は簡単で、どこでもいいので転職サイトに登録だけしてみましょう。
希望条件(特に収入)をしっかり明示して、出来れば今より上で。それで問い合わせかヒットする案件があれば、少なくともそれくらいの価値はあるということです。逆に何も無ければ、妥当、って事ですね。
勿論、社風や、勤務地などお金に変えられない要素はありますが。
私の場合、確かに少し上の待遇の案件はありましたが、せいぜい月2、3万円程度で、しかも全国転勤有の某チェーン店でした。
休みもちゃんとあるようで(当たり前だ)悪くは無いように思えたが、やはりわずかばかりの昇給を求めて、住み慣れた土地を離れ、退職金も大幅に減らし(あるかどうかわからないが)、業務や人間関係を一から積み重ねるというのは正直、リスクの方が多すぎます。

今の仕事は店長裁量で新メニューの決定や、キャンペーンの立案、経費の使用を任されていて(勿論結果責任はあるが)なかなかやりがいは、大変だがあります。お金以外にもこういう事って大事ですよね。
でも、たまに今でも求人会社からメールが来ると、こんな自分でも誰かが必要としてくれるのかと思うと、少し、悪くない。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

従業員を辞めさせない店長は優秀の嘘

こんにちは、当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

ここまで、いかに人を集めるか、人件費を抑えるか、自身の経験を(継続中)踏まえて書いてきました。
さて、人が揃うと、今度は如何に続けてもらうか。どうやって成長させるか、これが店長の腕の見せ所、なんて店長会議で言われる訳で。
で、また顧問の胡散臭いコンサルタントが、また、「コミュニケーションだよ、それが一番だ」

「ビジョンを示してそれを共有するんだ」
「この人と働きたいと思わせる人間力を磨きなさい」
そして、最後には、
「いい店は皆従業員が辞めない。どんな従業員でも、やる気を引き出し、ともに悩みを聞き、辞めさせないことが店長の仕事だ」
と締めくくる。
はいはい、それは最終目標で、勿論理想ですが、
現実問題として、「辞めてもらった方がいい場合」もあるわけです。
前に紹介した、月に1,2回しか出勤しないアルバイト、いつ仕事を覚えるのでしょう。
就職面接でアルバイト経験を書く為に在籍しているだけ、友達、異性との出会いだけが目標の最初の頃しか出勤しなくなった幽霊バイト。
いい歳こいて常識の無い、年上の人間に敬語も使えない子供のようなスタッフ。
出勤時間に平気で遅刻する、当たり前のようにバイト当日に学校の用事とか言って、LINEで休むと言ってくる学生。
まぁ、まだまだあります。いえ、いまどきの若者とは言うつもりはありません。
だって昔からこんなですもの。
ただ、違うのは、今は人手不足だからといって、いつか使えるようになる、いつか働く気になる、いつか常識を覚える、と長だけが我慢して使い続けているケース、ありませんか?
実経験から言います。
やる気の無い奴には何を期待しても無駄です。それどころか、そんな奴が先輩になってしまうと、せっかくの有望な新人が同じ色に染まり始めます。
昔ドラマで「お前たちは腐ったミカンじゃない!」と先生が熱く語るシーンありましたよね。
アレはドラマです。実際は腐ったミカンは腐ったミカンで、確実にまわりに影響を及ぼします。
私自身、幽霊バイトと週一バイトを放置していたら、数年後には社員以外は毎日が素人だらけのひどい店になりました。
当然生産性も下がり、サービス、商品レベルも下がりますから成績も下がります。
それでいて店長の休みはほとんどなくなります。
そうなって、自分の体調でも壊したら本末転倒です。
要らない人には勇気を持って、辞めてもらうほうがいいと思います。
でも、いきなり、「明日から来なくていいぞ」とは言えません。
そんな事したらあっという間にSNSで拡散され、最悪の場合訴えられます。
きちんと、週3回は出て欲しい、とか、この日は人が足りないので出てきて欲しい、とか、「君の希望している日は人が足りてるから他の日は出れないか」とか、こちらの要望を堂々と語るべき。
非常識な急な休みを言ってくるアルバイトには「学校の予定か知らんが、こっちの約束のほうが先だ!」とあくまで店の正当性を主張してください。勤務態度に問題があるアルバイトには社員全員で注意しましょう。
ただし、罰金とかのペナルティは違法なのでNGです。

その結果、一時的な人手不足にはなりますが、
優秀な先輩は優秀な後輩を育て、それで作られた環境は自動的に悪いものを排除し、いい状態を持続させる「システム」になります。
結果、人は辞めなくなります。
世間が騒ぎ立てる、ブラックバイトやら人手不足に負けるな!日本の店長!
って言ってみたけど、実は会社的には私が
「要らない店長」
だったらやだな・・・・・。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

求人が来ない 5

本日は当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。さて、そこそこの時給でどうやって人を集めるか?
大体思いつくのが、
「雰囲気がアットホーム」
「初心者でも安心」
「おいしいまかない」
「やる気に応える評価制度」
「駅チカだから便利」

お手元の求人誌を覧ください。大体同じような事が書いてませんか。
どこも似たような求人フレーズですよね。
これじゃ時給の高いところに行くのは当たり前ですよね。
当然同じように載せてては駄目なようです。
思い切って、自店ならではの特徴を入れてみました。
「セッテイングスタッフ募集。朝、3時間だけの仕事。接客業務は一切ありません」
「高校生も安心。当店の高校生は仕事は午後9時までです」
「次の日の学業も安心。当店は絶対の終電前帰宅」
「年末年始は休業の為、当店は正月勤務なし」
最初のはセッテイングスタッフなのですが、「そんな事言って結局接客もやらされるんじゃないか」という不安を否定しました。
後のには必殺キーワード「当店は」を入れてます。
これを入れると、どうやら心情として、
「他の店では正月も、終電後も、高校生でも22時まで働かされるのか?」
と考えちゃうみたいです。
勿論、採用後は嘘ついちゃいけないので、その辺はしっかり守るのですが、
うちの店は正月は休みだし(3が日)、ラストオーダーは22時だし、高校生スタッフがいくら仕事残しても、次の日片付けてくれる朝のスタッフいるし。
後で困るようなことは全く無いので強気の募集広告を打てました。
特に奥様方のスタッフにとって、正月休みは時給より魅力のようで、前職を辞めた理由も、年末年始に人が足りないからとお願いされるのが嫌だったから、って人も。
結論として、現在のニーズって、時給よりも、「わかりやすい働きやすさ」って重要なんですよね。

試しに上のキャッチフレーズがのっかっている店舗が自分の店の広告の隣にあったらどうでしょう。
仮にたとえ自店の時給が高かったとしても、どうですか?
自分の店は、ひょっとしたら隣の店より「正月も深夜も、セッテイングなのに色々と」働かされる店に見えないでしょうか。
でも、こんなこと言うと、「うちの店は朝5時までだよ!」とか、「24時間営業なんだよ!」という方もいるでしょうね。
私個人的にはそんな時間までやるメリットに関して(高い時給と少ない売上)ひたすら疑問ですが、会社の方針もありますからね・・・。

それでは今日はこの辺で。本日は御来店頂き誠にありがとうございます。

求人 人が来ない4

こんにちは。当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

さて、前回、あまりにもバイトが集まらない事態に危機を感じて、募集対象を変えようということになったのですが、
始めたのは次の作戦でした。
1「募集広告費をケチらない」
2「シルバー人材プロジェクト」
3「AKBプロジェクト」
です。

まず、1、ですが、募集広告費、何度乗せても大して効果が無いからと、一番安い掲載費でだらだらと載せてる企業って結構多いです。ありますよね。いつも載ってあの企業。
正直これは応募者からすれば逆効果で、
いつも載ってる=すぐに人が辞める
の図式が成り立ちますよね。実際に自店のアルバイトに聞いてみるとわかると思います。
求人サイトでも、正直1ページ~3ページ目までは皆見るけど、よほど本気モードで探してない限り、最後のページまではまずたどり着きません。
これは自分が何かを検索してるときでもそうですよね。
結論として、追加料金がかかっても、検索上位のオプションをつけるべきです。
大体、「ベーシック」「スタンダード」「Sプラン」「SSプラン」と何段階かあるんですけど、求人会社の営業マンに聞いて、皆がどこにどれだけの割合で載せてるか聞いて、一番ボリュームの多いプランの一つだけ上を狙うだけでいいでしょう。
大体7割がた一番安いプランなので、一段階上げるだけで、1~3ページぐらいに来るみたいです。保障は出来ませんが。地方都市ならかなり高い確率です。
あと、最後に掲載してから半年以上経つと、割引してもらえたりする会社もあります。意外と大手にその傾向があるので、お勧めの手法です。正直、〇ウ〇ワーク、も〇イナビも、ワー〇〇も、フロ〇〇ーも大差ありません。
そして2、の「シルバー人材プロジェクト」
これは、早い話が営業前の掃除や仕込を全部、60歳以上のアルバイトに任せてしまおう、ということです。
勤務時間は皆が出勤する前の8時~11時。たった3時間。
その間に、昨日残した洗い物と、店の掃除、朝の仕込だけを全部お願いします。
仕込みの指示は指示書を作って、でもなるべく盛り付けなどの簡単なものを。
結構、もうリタイヤしたけど暇だから働きたいって人は多いんですね。人口も多いし。
でも、夜遅くは働けないし、忙しい中働くのはつらいし。
人員はなるべく余裕を持って、自分たちがやるより一人多いくらいでもいいでしょう。

そして、3「AKBプロジェクト」
恥ずかしい名前ですが、これはただ単に、「高校生のような未成年」を積極的に採用するってだけです。たいそうな名前をつけましたが、おっさんがイメージでつけてみただけです。
高校生は普通の学生バイトに比べて時給が低いことが多く、また、22時以降は働けないので、アルバイトできる職種も限られます。なので、高校生も歓迎している姿勢を見せていると、結構食いつきが良いです。
それに、2、の朝のセッテイング人員がしっかりしてれば、高校生スタッフが22時以降、いくら仕事を残していっても全く問題ないんですよね。
このプロジェクトをスタートする為に、求人広告も出し方を変えました。
それはまた次号で。

それでは今日はこの辺で。御来店ありがとうございました。

求人 人が来ない3

こんにちは、当ブログに御来店頂き、誠にありがとうございます。

まぁ、ここまでやっぱり人を集めるには時給を上げましょうと話してきましたが、では、実際に上げてみてどうだったか。
私の店ではそれまで時給800円(22時以降1000円)でしたが、どうにか本社を説得して50円アップの850円に成功。
もちろん既存のバイトさんもそのままスライドで50円ずつアップ。人によってはバイトリーダー的な存在もいたので、900円以上になった人も。
正直月に1,2回のいるのかどうかもわからないアルバイトの昇給には疑問だったけど、まずは昇給達成!
で、早速募集開始!
某有名求人会社に通常プランで申し込み、4週間の広告掲載がスタート!!
全く来ない。
いや、たまには電話はある。何を言っているのかわからない外国人と、ご高齢の洗い場のみ希望と。
求人サイト経由の応募メールもたまには来るが、返信も折り返しの電話もほぼスルー。
やっとつながっても、面接予定日をスルー。
唯一出来た面接で、採用を即決めるも速攻辞退。
何でだろう・・・・。時給も上げたのに。
後で振り返ってみれば、原因はすぐにわかりました。
周りの相場の最低時給は800円、確かにそこより、は上だけど、最低は800円でしたが、大半は850円以上で、激しいところは900円、1,000円なんてところもありました。
完全に私の見込みが甘かったです。
世間では、その900円以上の時給でも人が集まらない時代なんですよね。あ、この話は地方都市の話で、東京圏内はそれ以上でしょうけど。
とにかく、今は相場平均位では人が集まらないくらい人手不足で、それだけ売り手市場なんです。

もっともこれで、世の中の平均時給が上がる→人件費増を吸収できなくて各企業値上げ→結果物価上昇→インフレ達成。
と、誰かさんの思惑通り、な訳ですが、
物価が上がれば真っ先に家計から削られるのは「外食費」な訳で。
それはさておき、時給が上がれば人は集まると大口切って、全く集まらないバイト。
上からも「それ見たことか。だったら上げなきゃ良かったのに」といわれる始末。
「いや、もう少し時給を、そう、900円ぐらいまで」という気持ちはあったが、ぐっとこらえた。
うちの店にそんな余力は無い。だったら募集対象を切り替えよう。
そして、募集広告の出し方を思いっきり変えてみました。
その作戦はまた次の号で。

本日は御来店頂き誠にありがとうございました。