コロナ不況で飲食店が生き抜く策、弁当販売と割り増し商品券と。

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2020年4月8日

いらっしゃいませ!当ブログにお越し頂き誠にありがとうございます。

それにしてもひどい。ひど過ぎる毎日。コロナウイルスの感染者が広がるにつれて、ようやく出された『緊急事態宣言』。これですっかり飲食店はトドメを刺された格好になってしまいました。

どうやらお酒を提供する様な居酒屋系は夜の営業を自粛する様に要請が出され、昼は昼でデパートやら映画館やらが営業していませんから、そのついでの外食もなければ、在宅勤務や外出自粛のお陰でビジネスランチもありません。何より、外食する事自体がなんだか不要不急の外出みたいな世論が醸成されつつあります。 

まさに待った無しで飲食店は倒産の危機です。宴会需要もすっかり影を潜め、旅行客も来ないとなったら、大体皆、考える事は同じです。

1、 お持ち帰りの弁当を始めよう!

店内で食べられないならお持ち帰りの弁当、料理を出そう!まず大体そこに落ち着くのか、街を歩くと結構「お弁当あります!」的なPOP、看板を見かけます。まぁ、確かに何もやらないより何かしら売上を取りに行かなくてはなりませんから。

ところがこれもやり方を間違うと、売上が上がるどころか傷口が広がります。いくら売れるかも判らないのに店頭に並べるために大量の弁当を作ったり、それを始めるために必要以上の弁当容器を発注したり。どちらも見込みが外れれば、売上どころか廃棄ロスばかりを作ってかえってキャッシュアウトします。

まずは注文を受けてから、今ある容器で。そして手応えを感じてきたら本格的に始めたほうがいいでしょう。実はその失敗例、東日本大震災の時に痛感させられました。

2、 デリバリーを始めよう!

 これもアリですね。要は出前です。来ないならこちらから行く、と。まずはご近所のオフィスにチラシをポスティングして、「デリバリー始めました」を知らせます。近隣の企業に無差別にFAXを送ってくれるDM業者もありますが、お金がかかるのでまずは近所と常連客だけにしておいたほうが無難です。ポスティングした場所だけですから、配達で迷う可能性も少ないですし。

ウーバーイーツや出前館に登録して配達してもらうのもアリですが、結構手数料が高めなので気をつけたほうがいいです。35%程取られます。なかなか厳しいですね。

3、 割り増し商品券を売る

少数派ですけどこちらも見かけます。複数の業態とお店を持っているところなら有効かな?って思います。現在の急場をまず凌ぎ、コロナが落ち着いた頃に訪れる復興景気までつなぐにはいいと思います。ただ個人店では新たに商品券を発行する訳にもいかず、簡単に偽造されるものでも困りますし、実現にはハードルが高そうですね。

と、こんな感じで飲食店は生き残ろうと必死です。ただ、皆さん同じ事を考えているので、弁当もかなり競争が厳しいですね。そもそも既にお弁当チェーンもあれば、コンビニ、スーパーもありますしね。ただ、言える事は、今回かなりの数の飲食店が消えていくと思いますので、どんな手段を用いても、生き残りさえすれば、後は競争相手の減ったブルーオーシャンが待ってます。と思って頑張ります。

それでは今日はこの辺で。ご来店ありがとうございました!

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