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さて、夏真っ盛り。この夏休みシーズン、連休、夏祭り、観光等々、地方都市中心部や観光地系の飲食店、郊外の空港近くのレストラン的には稼ぎ時に突入する訳で。
で、いかに初見のお客さんに自分の店を発見してもらうか!で今や紙媒体の旅行雑誌、グルメ本、タウン誌などより圧倒的に「ネット検索」が主流になりつつあり、各社各店、ここぞとばかりに力を入れてきたことだと思います。
ところでどうでしょう。おそらく先見の明があった所はそんなものとっくに導入して、それから数年経ったのではないでしょうか。例を挙げればこんなところ。
まぁ、この他にも地方系や、小規模のグルメサイトもありますが、有名どころはこんな感じでしょうか。Googleでお店を検索すると、このどれかのグルメサイト情報がとりあえず1,2ページを占拠するといっても過言じゃないでしょう。ちなみに各グルメサイト、もちろん経費をもう少しかけると、そのグルメサイト内で上位に検索されたり、他の店より優位に立てたりします。
で、どれに手をつけてますか?
という話になると、結構、「その殆ど」に手を出しているお店が多いんですよね。まぁ、お試し、という所と、とりあえず的な感覚で一番低価格のプランで登録していたり、この中のサイトの中で、例えば「食べログ」、無尽蔵な店舗登録数の為、一番低価格のプランではユーザーに見つけてすらもらえません、故にそのサイトには5万円プラン、などのようにグルメサイトによって差別化を図ってみたり、最近主流になりつつある「ネット予約」に対応できるプランにしてみたり・・・・。
そしてその結果、それらを担当するスタッフは、季節ごとのメニューの更新や、「忘年会」「新年会」「同窓会」などの季節ごとのキーワード設定、コースの受け付け期限の設定、誤字脱字のチェックなど、とんでもないくらいその更新に追われるわけで。その仕事量は、ネットが普及する前は殆どなかったはずなのに・・・・。
で、その効果ですが、まぁ、普通以上のプランに属していれば、PV(閲覧数)は右肩上がりに上がってきたと思います。ここ数年は。ただ、それはグルメサイトの努力、というよりも、スマートフォンが普及したことによって、単純にお店を検索する人が増えたという話で、どうでしょう。PV数は数年前と倍ぐらいになったとして、売上は倍になりましたか?
おそらくせいぜい横ばいがいいところでしょうね。余程ここ数年で繁盛店になったお店じゃない限り。
それもそのはず。飲食の消費人口はここ数年頭打ちで、かつ、店舗数も飽和状態。倍くらいに売上が上がる店はそれだけ繁盛し続けているか、周辺にショッピングセンターやら駅が出来たとか奇跡的な偶然が無い限り其処まで変わらないと思います。
さらに、今や消費者はわざわざグルメサイトの会員にならずとも、スマホで検索サイト、特にgoogleを開いて食べたい物と、行きたい場所を入力すれば、その周辺のお店を紹介してくれます。先程もお話したように、そこの一番上に「ぐるなび」があるか、「食べログ」があるか、くらいの違いです。
なんだったら「Google マイビジネス」に登録していたほうが、グルメサイトより上に表示されるので、それが一番ネット対策として有効との説もあります。それくらい、
「グルメサイトにアクセス→そこから食べたいもの、地域を検索」
という流れは検索サイトで探すより1ステップ余計な分、既に過去のものになりつつある流れです。
しかし!このグルメサイトの掲載料は過去一貫して値下がりはしていません。ということは!そう、いつの間にか広告宣伝費が必要以上に積み重なり続けている状態だったりするわけです。しかも、それらを運営管理する人件費も右肩上がりに値上がり中ですよね。
さらに、会社の上司に中途半端にネット関係に詳しい人物がいるとさらに面倒なことになるのですが・・・・・。続きはまた次回。