新型コロナウイルス感染拡大防止に関する協力金、申請する?それとも営業する?

2020年4月24日

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うんざりするほどTVをつければコロナ関係のニュースばっかり…。でも、助成金やら給与協力金やら、方針、制度がコロコロ変わるのでテレビから最新情報を得る事も多いです。

そこで飲食店にとって最近気になるニュース、と言えば、来るべきGWに備えて各自治体からの休業要請に対して、金額や対応はバラバラですが、

「新型コロナウイルス感染拡大防止に関する協力金」

という制度がありまして…。

早い話が自治体の決めた期間、休業しててくれれば、お店が損しちゃうだろうから少しお金持ち出すから協力してね!って言う制度です。

休んでてお金貰える!まるで夢の様な制度ですが世の中そんなに甘くなく、その金額は自治体によっては10万円だったり東京駅の様に100万円だったり…。中には全く無いところもあります。

では実際に休んで協力するかどうか、休む事一択、という訳では有りません。休んだ方が儲かるか否かという経済的問題と、営業していると世間的にどうか、の社会的問題を考える必要があります。

4/25から5/6まで12日間、休業に協力してくれたら30万円だとします。基本的に飲食業の売り上げに対する利益率は10%あれば良い方とされてますので、単純に計算すると、12日間で300万以上売れれば営業する価値がある、という事になります。1日辺り25万円です。

一見、店の規模にもよりますが行けそうな数字です。平常時ならそれくらい売り上げていた店も多いでしょう。

ところが、特に駅前、繁華街。いまは基本的に外に出て人が出ておらず、しかもお酒を出している店はその1番売れる時間帯、何処も営業してないので当然来客はありません。宴会もないし。

対して郊外のお店は全く逆で、家族客ターゲットのところは案外昨年度と売上が変わらないところもあります。

そうなると、郊外型は営業して、駅前は閉めるのが良いのか、というとそうでもありません。

ここで社会的問題です。今、飲食店は開けておくと結構批判されがちです。それに何より、自治体から休んでて!って言われてるのに開けるのも…。あくまで目的は感染拡大防止の為ですから…。

と、いう訳なので、GW期間の営業ですが、開けるべきか閉めるべきかで言うと、余程の理由が無い限り、閉めておいた方が良いとも言えますが、生活だってかかってますからね…。

結論は出ず、今日はこの辺で。

本日はご来店、有難うございました!