飲食店のアルバイト求人、コロナで採用大幅減。狙い目の求人は?

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 さて、年末も近づき、コロナですっかり痛手を受けた飲食店にもGO TOキャンペーンの追い風で少しづつ盛り返してきました。

 こうなると、そろそろ求人をかけないと年末年始の繁忙期に人手不足にまた見舞われるのですが、今年は例年とはかなり違う飲食業の求人市場です。飲食店の勤め先を探している人は結構苦労しているのではないでしょうか。特にランチタイムのパート求人はかなり厳しいようです。ただでさえ儲けの少ないランチ営業をやめる店が多いのと、長い自粛期間でも旦那の稼ぎでじっと耐えて辞めなかった層が多かったりもするからです。

ただ、狙い目の飲食店はあるにはあるので今日はそんなお話です。

狙い目そのⅠ、居酒屋系のディナータイム求人。おすすめ度 ☆☆

 かつて最も人手不足に見舞われた求人です。このコロナ禍で居酒屋系は虫の息とはいっても入っているところは入ってます。

 昨年の7割くらいの売り上げだろうと、すでに社員だけでは回らない状況になっているところが多く、しかも、長い休業期間の間にアルバイトが退職し、かつて頼みの綱にしていた外国人は祖国に帰り、そして新たに来ず、新しいアルバイトを雇おうにも、コロナの感染を恐れて応募は低調、かつ、医療関係、看護学部、薬学部系の大学生、専門学生は医療機関に出入りすることが多いため、飲食店系のアルバイトを禁止しているところもあります。

 つまり、今でも不人気なのです(笑)。

 当然、学生やフリーターが応募の中心になりがちですが、昼の飲食店のバイトを探しているパートさんにもお勧めです。まずは週一でもいいのでディナーに入っていれば、すぐに人がいなくなるのが飲食店の悲しいけれどいい所です。春ごろには旦那の転勤とかが理由でランチタイムの空きが出るでしょう。先ほども言いましたが、ランチタイムの求人は競争率が高いです。特に駅前などの利便性の良い所は。そこはあえて争わず、気分転換の気持ちでディナータイムに応募して、ランチタイムの空きを待つのもアリですよ。

狙い目その2、郊外のランチタイム求人。おすすめ度 ☆☆☆

 郊外の飲食店は基本的にその近所の方の応募しかないため、やっぱり不人気です。車でしか通えないとか、仕事が終わった後、買い物にも行けないとか。ただ、ライバルが少ない、働いている年齢層が幅広いなどいい面もあります。また、人が集まりにくい所から、時給も高めです。と、いいところばかりのようですが、難点として、あまり人が辞めない為か、必ずと言っていいほどやたらと社歴が長い「お局」的な裏ボスがいます。そしてその派閥にうまく取り入らないと、まず続きません。店長に助けを求めても無駄ですよ。大体店長よりそのお局さんの方が社歴も長いですから。

狙い目その3、求人広告を出していないところ。おすすめ度 ☆☆☆☆☆

 って、こんなことを書くと、「お前は馬鹿か?」と言われそうですが、大まじめです。つぶれそうな店や夫婦だけでやってそうな個人店は置いといて、普通に営業しているけど求人を出していないところでも、昨今忙しくなってきて求人を出したいけど出さないお店は数多くあります。一番の理由が、「お金がないから」これは求人広告を出すお金がない、というより、若干名の採用に何万円も出すのはもったいないからと感じているからです。全くもっていい経営感覚ですし、さらに言えばそれだけ人が辞めていないってことです。いい職場なのでしょう。

どんなに人が辞めていない店でも、年末年始は人が欲しいという店がほとんどです。これ事実。

 じゃあそんなお店どうやって探すの?って話ですが、友人、知人からの紹介といってもそうそう都合のいい知り合いはいません。そういう店はお金のかからない求人をひっそりと出していたりするので、店頭の張り紙、またはハローワーク、ネットならin deedで明らかに他の店と比べて素人が作ったっぽいしょぼいページで、無料広告故に検索順位が下ですから最初じゃなくてかなり後の方のページが狙い目です。

 そろそろ春先からもらい始めた失業手当の給付が終わりそうだったり、12月で終わる休業補償助成金10割制度をにらんでの転職だったり、親の給料が激減して学費の支払いに困っている学生だったり、とにかく求人倍率はこれからしばらく上がりっぱなしでしょう。ですが、慌てて人手不足をいいことに待遇がブラックなお店にハマらない様、気を付けましょうね。

それでは今日はこの辺で。ご来店、ありがとうございました。