飲食店はコロナで営業停止にはならない、ならないけど…。

2021年1月9日

 こんにちはいらっしゃいませ!当ブログにお越しいただき誠にありがとうございます!

 いやぁ…。参りましたよ緊急事態宣言。うちのエリアは対象外なのに予約、フリー客ともにさっぱりな毎日。いつまで続くやら…。

それはさておき、今、各飲食店で様々な新型コロナウイルス感染防止対策が執り行われております。

・間隔を開けての席利用。

・アクリル板の設置。

・従業員の毎日の検温。

・入店時の来客への検温。

・従業員のマスクの着用、手洗い、消毒の徹底。

・席利用の都度の客席消毒。

・寒くても定期的に窓、入り口を開けての換気。

・ドアノブ、手すりなどの定期的なアルコール消毒。

・キャッシュレス会計、タブレット、モバイルオーダー導入による接触機会削減。

などなど、それはそれは数え上げたらキリがありません。テイクアウト、デリバリーの導入といった、もうすでに店内飲食機会そのものを減らす、というものもあります。

 勿論、新型コロナウイルスの感染をこれ以上拡大させない!それが目的でもありますが、実際はそこまで使命感に燃えてているわけではありません。多くの場合。どちらかというと、

「ウチからクラスターなんか出した日には営業出来なくなってしまう!」

 からでしょ。

 でも、実は仮に店で客の誰かが、従業員がコロナに感染したとして、営業停止処分にはなりません。現在の法律では新型コロナウイルス感染拡大防止の名のもとに店舗の営業を強制的に停止する権限はありません。

 そして科学的根拠でも、店内にて検出されたウイルスと同タイプのウイルスが客、従業員から検出されても、それがいつ、どこで店内に持ち込まれたものかも特定できないばかりか、食材を経由するわけでもなければ、感染者が発症する頃にはとっくにウイルス自体が死滅している可能性が高いです。仮に何とか見つけたとしても、これだけ世間に蔓延しているのです。別経由からそれぞれ感染している可能性の方が高いのです。

 そして何より、今忙しい保健所職員が飲食店一店舗の店内をくまなく調べ、全員のPCR検査をし、コロナを発症した来客を検査してそれぞれから同一のウイルスを発見している暇などありません。

 故に、私の近所の飲食店、ホテルでも新型コロナウイルスの陽性者は出ています。割としょっちゅうです。しかし、営業自粛をするわけでもなく、閉店後に消毒して営業を続けています。

勿論、公式HPでその事実を公開しているケースはあります。ただ、あまり大っぴらには公表しません。公表したが最後、しばらく風評被害にさらされるのは間違いないので。ただでさえ苦境に立たされている今の状況、確実に店は死にます。よほどの人気店でない限り。

 よく、クラスターを発生させた店は店名を公表しろ!とかネットの書き込みで見ますが、クラスターは店では発生しませんよ。ウイルスをたまたま持っていた人間が持ち込んで広げ、それがクラスターです。これ以上、飲食店に出来ることはそんなに多くありませんから、もう少し優しく見守って欲しいものです。最後は私からのお願いでした。

それでは今日はこの辺で。本日もご来店、ありがとうございました!!