長い事店長をやってると、出会いたくない事件に出くわす事があります。
クレームなんかよりもっと悲しく、辛い事故。
それが、金銭事故です。
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それも、信じているメンバー、従業員によるものだったら、怒りの感情もありますが、それ以上に悲しくて仕方がないです。
大きく分けると、
1、売上金が無くなるレジからの金銭事故。
2、従業員の財布からお金を抜き取られる金銭事故。
3、店の食材や物品が無くなる金銭というより盗難事故。
まぁ、どれにしても、店長とスタッフの中に不信と言う名の深い溝が出来てしまう、本当に、本当に悲しい事件です。
特に、スタッフが入れ替わるこの季節、しかも尋常じゃない人手不足、やっと採用した人間が、実は盗難事件の常習犯だったりもします。
さて、この事件、一度店で行われれば、従業員同士、お互いがお互いを疑う状態になり、犯人探しが当然始まります。
そうなろうものなら、それまでせっかく気づいた信頼関係、チームワーク、全て台無しになると言った面から考察するに、クレームなどよりよっぽど店にとっては致命的で、店長はこういった事故が起こらない様、防止策と、発生時には超がつくほど速やかな対応が求められます。
と、ここまで述べてきましたが、私自身も、何度かこの問題に直面しております。
レジ金盗難であろうが、従業員同士の盗難事故であろうが、やはり一度起これば、店の雰囲気は最高潮に悪くなり、信じていたスタッフのアリバイ探しに奔走しなくてはならなくなります。
それでは事例別に、実際起きた事件を元に、経験と反省を語りたいと思います。
それではまた次号。
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