コロナで終わる飲食店とあまり関係ない飲食店。

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2020年3/31

いらっしゃいませ!当ブログへご来店頂きまことにありがとうございます!

2月の末から始まった新型コロナウイルスショック、早くもお店の経営が立ち行かず、消えていくお店も現れ始めました。実際のところはコロナ以前にもすでに危なそうな店でしたが…。

ともあれ散々な3月でした。本来なら12月の忘年会シーズン並みに売上の上がるこのシーズン。送別会需要も、期待していた四月からの受動喫煙防止法前の喫煙者の駆け込み需要も、ようやく掴みかけたインバウンド需要も全て吹き飛ばし、ようやく前年の4割くらいの売り上げで着地。もちろん赤字です。

本来なら大幅黒字、それがマイナスなのですから年間計画は大幅に狂う事になりました。世の中の飲食店はみーんな同じ…。

と思いきや、必ずしもそう言うわけでは無いようで、むしろこの逆風でも売り上げを伸ばしている業態があります。

勿論宅配ピザではありません。それは外出自粛で自宅に巣籠もりしているご家庭には勿論人気ですが、飲食店、では無いですよね。

それは郊外型のファミレスやトンカツ屋です。うどん大手チェーンも好調の様です。

いくら外出自粛、とは言っても罰則のない自主規制です。毎日家にも居ればだんだん飽きてきます。最初は家でご馳走だ宅配ピザだと喜んでいてもいずれ飽きます。

そうなると段々少しくらいなら…、食事くらいなら…と外出が始まるのですが、コロナ感染の恐れのある電車やバスよりも、マイカーで行けるファミレス系が選ばれます。和、洋、中揃った万人受けするこの業態は流石の一言。ファミレスっぽい作りのトンカツ屋やうどん、蕎麦屋も好調のようです。

ただ、ひがむわけじゃ無いですが、せっかく真面目に外出自粛してたのに、わざわざ入り口で並んでまで混雑しているファミレスに行くのってどうなんでしょうね。

私達飲食店業はお客様が来てくれなくては従業員の生活もままなりません。それはわかっているのですが、今の局面は先ずは自分と周りの身を守る事、じゃ無いでしょうか。

だって、お客様がコロナでどんどん亡くなっていったら、将来ウチに来てくれる方々も居なくなるって事ですものね。

それでは今日はこの辺で。

御来店ありがとうございました。

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