飲食店キラー ノロウイルス

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銀杏並木が黄色のコートをクローゼットにしまい始める頃、忘年会のシーズンが近づくとともに、冬の食中毒の季節がやってきます。

今回はノロウイルスの話。
ノロウイルスに関しては、あえて説明が要らないほどこの時期に猛威を振るう食中毒の代名詞となった訳ですが、
何のことはありません、昔からある「冬の腹痛風邪」です。

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最近になってやたらとテレビや新聞で報道される様になり、マスコミは近年被害者が増えたと言っておりますが、

それも間違いで、正確には昨今の顕微鏡技術の進歩によってその存在が知られただけで、最近発生したと言う根拠は無く、被害者の急増も、かつては感染患者が発見されても医療機関に報告義務が無かったのが、法令が変わって報告義務がインフルエンザ同様課せられたので、公表感染者が増えただけです。
しかも、毎年、マスコミがわーわー騒ぐから、体調を崩した方が、そのまま寝てても治るのに病院に行く様になり、そこで発覚するケースが増えたからその結果でしかありません。
今年のアニサキス報道、覚えてるでしょうか?
これも昔から生魚には普通に存在した寄生虫なのに、やはり、最近医療機関に報告義務が課せられたのと、生で青魚食べればそうなるだろう事も分からない残念な芸人さんが喚いたせいで、刺身業界は風評被害にあいました。
と、他の食中毒同様昔から有り、インフルエンザ並に感染しやすいこのウイルスの恐ろしいところは、完全に防ぐ事は困難を極めるばかりで無く、飲食店の営業を原因食材不明のまま、一発で営業停止に追い込む力があるという事です。

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そして大きく勘違いされているのが、主たる原因が生牡蠣の喫食とされています。
勿論それもきっかけの一つなのですが、実は殆ど多くのケースで、生牡蠣以外料理や食材で感染してるのです。
マグロ刺身は勿論、刻み海苔、パン、調理済みお惣菜…。
熊本の大震災では避難所で大感染しましたが、誰が避難所で生牡蠣なんか食べるでしょうか?
おかげで牡蠣養殖業の方々はいい迷惑です。
正しい知識とある意味覚悟がこのウイルスに対しての一番の予防方法だと思います。
では続きはまた次回。

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