2018年4月22日、冬季オリンピックフィギュアスケートで前回に引き続き金メダルを連覇した羽生結弦選手の祝賀パレードが仙台の中心部で行われます。
12万人の人手が予想されており、これは仙台商人にとって年に数回訪れる稼ぎ時のチャンスだ!
とはいっても、ホテルやお土産屋はまぁ、間違いなくパレードの効果は多く見込めるでしょう。
問題は飲食店、少し工夫しないと折角の商売チャンスをみすみす見逃してしまうこと請け合いです。
まず、パレードの時間帯、今回は、
13:30~14:00
本来のランチのピークタイムの終盤に設定されていますが、このパレードの場所取りのために、この時間帯とその前の時間帯、あれ?ってくらい集客が得られないまま時間が過ぎることが予想されます。
そして、いつもなら店が落ち着き始める13:30以降、徐々にお腹を空かせた群集が商業施設や駅に向かいます。そこからが勝負でしょうか。
その時間帯からピークタイムが始まるのであれば、いつもは14:30とかでお店を閉めている所は営業の延長を検討したほうがいいかもしれません。さらに、人の胃袋の食事モードはそんなに遅くまで続かないので、極めて短時間での一発勝負になる可能性が高いので、その時間帯はいつもと違って、厚めに人員を配置する必要があるかも知れません。
新幹線等の時間の都合で、いつまでも席や混雑の上で料理を待っていられないお客様もいるでしょう。勝負が短時間勝負なら、どうせたった一日一瞬の事なので、メニューを敢えて絞り込んでの事前仕込みの超速提供を目指してみてはどうでしょう。また、この日だけでも、「持ち帰り用」の商品を用意してみてもいいかもしれません。お時間の無いお客様には新幹線で食べて頂ける持ち帰り商品を勧めてみては。
きっと夜になれば、前回4年前の記憶から推測するに、パレードの事を忘れてしまうくらい日常の風景に戻る事でしょう。
それにしても凄いですね。金メダル連覇の偉業もすごいですが、たった一人でこれだけの人間を集めるとは・・・。