デリバリーは大みそかと元旦が稼ぎ時のあたり前な理由。

2020年12月19日

こんにちはいらっしゃいませ!当ブログにご来店いただき誠にありがとうございます!

 さて、今年の営業もあと2週間といったところですが、いやぁ…。酷い。会社の忘年会やら団体予約がすっかり飛んでしまった12月。それでもまぁ、小さな忘年会はそれなりに入って小忙しい毎日ですが、去年と比べると、どうも盛り上げの欠ける営業です。

そんな中、今年急成長したUber Eats、出前館、Waltsなどのデリバリー業界にちょっとした変化が起きています。

 それは、デリバリー自体の売り上げが伸びているという話ではありません。もともと去年は無かった業態ですから伸びるのは当たり前。しかも今年はまた自粛モードやらオンライン忘年会のおかげで伸びるのも当たり前。

 そうではなくて、配達するスタッフのお話。今、どうやら配達員が激減しているので結構稼げるらしいのです。

 まぁ、当たり前といえば当たり前なのですが。考えられる理由として、

1、春夏に一斉に増えた配達員が配達しなくなった。

 元配達員でうちで働いているスタッフに聞いたのですが、春夏は休業しているバイト先も多く、仕方なく始めた配達員や、にわかで始めた配達員が多かったのですが、それゆえ配達員が異常に増え、夏以降の競争が激しく、店の前で「地蔵」になって仕事を待つのがコスパが悪いバイトになったので辞めてしまった人が多いようです。

2、気候的な問題で誰もやりたがらない。

 これも当たり前なのですが、今は冬。しかも今年の冬は去年のように暖冬とはいかないようです。寒空の中、仕事を店の前で待つのもしんどければ、配達するにも積雪の悪路の中の配達です。はっきり言って、時間給1,000円レベルでも割の合わない仕事です。よっぽど新聞配達の方が稼げます(笑)。そりゃ、配達員もいなくなりますよね。

3、時節的な問題で誰もやりたがらない。

 これも至極当然なのですが、配達員の多くを占める学生さんたちは一人暮らしなら基本的に年末年始は実家に帰ります。そうでなくても年末年始はゆっくりしたい、クリスマス、大みそか、元旦は休みたい方が多いです(だから稼げないんだよと声を大にして言いたい)。そんな訳で年末年始はデリバリーのニーズが高まることが予想されていますが、配達員不足になることは容易に予想できます。

4、楽しくないから誰もやりたがらない。

残念ながらこれも事実です。基本的に配達員は一人で動きます。普通のショップ、飲食店なら一緒に働く同僚がいたり、そこから友人が出来たり、結構な確率で恋愛が生まれたりします。アルバイト先は「仕事」ばかりじゃないですよね。良くも悪くも人間関係が煩わしかったり心地よかったり。配達員にはそれがありません。そりゃ誰もやりたがらないわな。

 そんな理由で配達員がこれからこの季節、不足しそうです。年末年始は巣籠もりモードが流行りそうなので間違いなくデリバリーニーズは高くなります。そして上記の理由で配達員は少ないので、稼げますよ!というお話でした。

それでは今日はこの辺で。本日もご来店、ありがとうございました!!