会食自粛、旅行自粛、宴会自粛…。閉店、休業する店がまた増えてきました。

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2020年8月15日

いらっしゃいませ!当ブログにお越し頂き誠にありがとうございます。

お盆も過ぎ、夏もここから終盤戦ですが、まだまだ暑い日は続きそうですね。

さて、タイトルにもあった様に、世間はコロナ感染防止の名の下に自粛、自粛ととにかく外で食事、特にお酒を伴う飲食はまるで悪い事の様に扱う風潮がまだまだ続いているようで。

おかげで企業の会食、接待の席は全く無くなり、政府が無理矢理始めたGO TOキャンペーンも全くの不発に終わり、県外からのツアー予約も無く、当然団体の宴会もありません。本当なら今の時期、同窓会やらで盛り上がっていた時期なんですが。

また、高齢者を交えた宴会ももちろん自粛ムードなので、お盆時期の3世代集まっての食事会の予約もありません。

なので、夜の宴席がメインのお店はもう、開けても閑古鳥が鳴いている状態で、席がガラガラですから自然とソーシャルディスタンス状態になってしまってます。

そんな状況だからでしょうか、もう8月は見込めないと早々に見切りをつけ、また休業に踏み切ったお店も見られる様になりました。中には9月末まで閉めておく店もあります。

確かに、営業していれば家賃の他に食材、人件費、水光熱費やら消耗品と経費がかかり、下手をすればその経費の方が大きくなり余計に赤字を拡大する可能性はあります。

むしろ今は無理せず休業しておけば、かかるのは家賃と水高熱の基本料金だけ。人件費は9月までなら雇用調整助成金が被雇用保険加入者だけじゃ無く非加入の方にも10割出るので従業員もなんとか生活出来ます。

まぁ確かに理屈はわかりますし、それがクレバーな選択と言えそうです。実際、若い客層が対象でかつ大宴会をする様な広間を持たない居酒屋は既に前年並みに売り上げを回復させているお店もありますが、それに反して30名規模の大広間を有し、また接待や年配の方を客層としている店は完全に開店休業状態になってますから、今はとにかく守りに徹する、と言うのも間違っていないと思います。

事実、私が今担当している店は後者に当たり、本当に開店休業の状態なので、8月については思い切ってお盆期間は休業に舵を切りました。

テイクアウトやUber eatsに力を入れるにしてももう既に競合が多すぎで、レッドオーシャン状態です。

そしてそれ以上に、閉店する店が多くなってきました。新聞の報道では飲食店の倒産が増えている、との記事はありましたが、実情は報道以上に閉店したお店は増えています。5月頃は閉店に関して、店主が高齢の為、借金してまでコロナ禍での営業する事を断念するといったケースが近所のお店でも多かったのですが、ここ最近は大手のチェーン店でも、余力があるうちに収益の上がっていないお店を畳む、という動きが加速しているようです。

「自分の馴染みの店がこんな事でなくなったのは残念だよ」

そう溢していたカウンターの常連さんの何気ない一言がなんだか他人事じゃ無いなと思わずにいられませんでした。

それでは今日はこの辺で。

御来店ありがとうございました!

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