リスク全開。報道されない飲食店従業員コロナ感染のリスク。

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2020年7月10日

いらっしゃいませ!当ブログにご来店頂き誠にありがとうございます。

毎日報道される新型コロナの感染者、そうは言っても生活する為に、会社が存続する為に営業はスタートした訳ですが…。

感染防止対策は一応万全に整えたつもりです。マスク全員着用、アルコールスプレーの設置、ソーシャルディスタンスを可能にした広い席間隔、こまめな消毒…。

ですが、今日の宴席も5、6名の会食が殆どでしたが、当然始まれば、誰もマスクはして無いし、酒が進めばみんな大声で大笑いです。

東京地方からの接待客も交えて大盛り上がり、みんな笑顔で楽しそうですが、そこを接客する我々は頼りないマスク一枚しか防御策は無く、正直な所、次の感染者は我々だろうなぁ、そう思って仕事する毎日です。

おそらく今、飲食店。特に居酒屋系のお酒を出すお店が1番感染のリスクが高い様に思います。

そもそもマスクは感染者が着用する事によって、飛沫感染を防ぐ効果が期待されるもので、空気中に漂うウイルスをシャットアウトするものでは当然ありません。

スーパー、コンビニも確かに感染リスクはあるでしょうが、この場合はお客様、従業員どちらもマスクをしていますし、接客機会はレジの時だけです。

ところが飲食店では、ご案内、オーダー、料理提供の際にどうしてもお客様と接遇することになるのですが、その回数は当然、コンビニ、スーパーの比ではありません。

しかも、相手はノーマスク。

拳銃を持っている相手に防弾チョッキだけで立ち向かう様なもので、いずれは防弾チョッキで守られていない箇所を撃ち抜かれるのを待つ様な状態、とでも言えば良いでしょうか。

去年までの人手不足の時期に、少人数でも営業出来るようにタブレットなどを設置出来た居酒屋さんなら少しはそのリスクは減るでしょうが、もう一度言いますが、お酒を飲んでいる人は基本的にノーマスクなんです。

ただ、そんな危険な状況でも営業しないとこちらは立ち行きません。とにかく仕事が終わったら、うがい、手洗い、そして帰宅したらすぐに着ていた物を洗濯機に入れてお風呂に入る、それしか予防策は無いでしょうが、相手がノーマスクである以上、営業中にウイルスが体内に入る確率は、大いに“ある”と言っても過言では無いでしょう。

今、とかく“夜の街”と言う事でキャバクラ、ホストクラブが槍玉に挙げられてますが、お酒を飲む、食事をする、と言う瞬間に室内でお客様がノーマスクになってしまう、と言う意味では我々も他人事ではありませんし、お客様同士の感染はお互いノーマスクなのですから、より確率が高いのは間違いないでしょう。

そんな事情に気付き始めたのか、ようやく復帰してきた法人予約、先月程の勢いが感じられなくなりました。

営業しても感染リスク、休業すれば失業リスク、やれやれ、いつまでこれが続くのやら…。

早くワクチンが出来ることを祈るばかりです。それまでは、こまめな手洗いとうがいが命綱ですね。例え完全ではなくても。

それでは今日はこの辺で。本日もご来店、誠にありがとうございました!

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