コロナ禍でも迷惑客は帰らない。飲食店のコロナ逆クレーム集。~帰らない客編~

2020年1月14日

 こんにちはいらっしゃいませ!当ブログにお越しいただき誠にありがとうございます!

連日増える新型コロナウイルス感染者。とうとう緊急事態宣言が東京、千葉、神奈川、埼玉1都3県の他に京都、大阪、兵庫、愛知、福岡、岐阜、栃木も追加。これで飲食店は夜8時までに閉店するように要請が出されました。これ以外でも夜10時以降の営業をしないように要請したり、自粛を求める自治体が多くなっています。 

 しかし!どれだけ要請が出ようとも、飲食店側が店を閉めようとしても、必ず一定数のレジスタンスは発生するもの。なかなか閉店時間になっても帰ろうとしない人が少なくないのです。

 例えば、以下がその実例です。

1、ラストオーダーに激しく頼んで、これが食べ終わる(飲み終わる)まで居させてと粘る。

 これは昔からありがちですね。それまであまり料理の注文が無かったにも拘らず、ラストオーダーの時間になった途端、思い出したように料理をガンガン注文。もはやテーブルに乗りきらないくらい。しかも食べるのは異常に遅く、閉店時間を告げに行こうものなら全身から「まだ私たちが食べてるでしょうが!」と北の国の人か?とオーラを出しまくります。

 対処法は以前なら諦めの一手だったのでしょうが、今なら新たに、笑顔で「残された分はお持ち帰りもできますよ?よろしければお包みしましょうか?」と提案してみるしか無いですね。だって閉店時間だもの。

 同様に、ラストオーダーのタイミングで大量のお酒を頼む方もいます。中には閉店30分前、そのタイミングで?の焼酎ボトルオーダーもあります。まぁ、ボトルキープを促すか、持ち帰ってもらうしか無いですね。

2、延々とトイレに行く。

 女性グループに多いんですが、閉店コールをされてから、まぁトイレに行くのですが、一人ずつなんです。これが5,6人ともなるとそれだけで20分はかかる事も。しかも一人ひとり戻るたびに座ってまた話し始めるから長い!しかも確実にトイレで化粧直ししてるよね!対処法ですか?あまり効果はありませんが、全員が揃う一瞬を狙って、店で一番のイケメン君か強面の従業員に閉店コールを再度するしか無さそうです。

3、寝る。 

 学生など若い客層によくある、誰かが酔いつぶれて寝ているパターン。しかも主要メンバーが寝ている彼を置いて行って帰っているパターンは最悪です。店には酔いつぶれた客が爆睡しています。もう頭の上から水でもかけてしまいたくなる気持ちを抑えて、何とか起こして先に帰った友人を呼び戻すか、そうなる前に、酔いつぶれている方を営業中に確認したら、そこから目を離さず、先に帰ろうとしている客は入り口で呼び止め、その大きな忘れ物を絶対に持ち帰ってもらいましょう。

4、逆切れしてくる。

 サラリーマンの団体にありがちです。上司が、取引先の社長が夢中で説法をしています。先の席で演説するのもどうかしてますが(笑)。しかし接待の取引先の社長の話なら感動した振りして聞かなきゃなりません。直属の上司の話なら目を輝かせ(た演技で)で聞かなくてはなりません。当然、その話を遮るように、

「すみません、そろそろ閉店時間です。」

 などと言おうものなら、聞き手のサラリーマンは逆に「今いい所なんだよ!」とキレてきます。

 さて、これについての対処法は…。絶対に帰って頂くを得ない事情をお話するしかありません。鉄板文句としては、

「すみません、この後店内に清掃が入りますので申し訳ございませんがご退出をお願いします。」

 えっ?清掃業者も来ないのに嘘をつくのかって?いえいえとんでもない。お客さんが帰ったら誰でもテーブル拭いたり「清掃」するでしょう。「点検」でもいいんです(笑)。

 コロナ前からとにかく帰らない客は問題でしたがコロナ禍のせいで閉店時間が早くなり、もっとゆっくりしたい気持ちは理解できます。ただ、それにすべて答えていては、時短要請の協力金も得られなければ(そこまで厳密に調べないと思いますが)、無駄な深夜手当付きの人件費がかかるだけです。

 閉店時間は守ってもらいましょう。それがお互いの幸せの為です。

それでは今日はこの辺で、本日もご来店、ありがとうござました!!!