宴会料理の持ち帰りはありだと思う。

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宴会の季節、宴が終わった後、テーブルを片づけに行くと、やっぱり日本は豊かなんだなぁと外国人留学生のアルバイトが思う光景、それが「大量の食べ残し」。
うちもそこそこの単価の宴会コースの後となると、それはもう、学生達にとっては夢の山。
手付かずの国産和牛のステーキ、フカヒレのスープ、伊勢海老の天ぷら、お寿司の山。

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アルバイトさん達のお給料では正直プライベートでは目にする事が叶わない食材の数々が放置されてます。
一応、万が一食べ残しのつまみ食いでお腹を壊されても事なんで、食べちゃダメだよと指導しておりますが、それは余りにも酷な話なので、多少のつまみ食いは黙認してます。
なので、きっと彼らは他のアルバイトをしている同世代の学生よりも、いや、かなり年上の選抜サラリーマンよりも、この時期、グルメな食生活を送ってる事でしょう。
お客様川からしてみれば、お金を払ったんだから食べる食べないは自由だし、一人ひとり食べられる物、量も様々だから残すのは勝手なのですが、なんとももったい無い話です。
当然、こちらとしてはそれを捨てるにもお金がかかる訳で、しかも環境にもよく無いわけで心が痛みます。
外国では「ドギーバッグ」、犬用の容れ物、と言う風習が普通にあって、持ち帰りは基本OKですが、何故か日本では普及しません。
持ち帰った物で体調を崩されたら店のせいになると言うのがその理由らしいのですが、
年配のお客様の要望でお持ち帰りを希望される方は、結構多いものです。
なので、こちらとしても対応してあげたいのですが、会社的にNGなので、泣く泣くお断りをしております。表向きは。
まぁ、実はお断りしておきながら、そっと容器を置いてくるのですが。
あくまで要望が強くあった時だけ対応しており、今の所問題になってないどころか、かなり感謝されます。

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度々、この食べ残し問題はマスコミに取り上げられ、持ち帰りの是非が問われてますが、なかなか普及しませんね…。
もっと寛容な世の中になって欲しいと思います。お客様の為にも、地球の為にも。
大量の食べ残しがあるから、かつて問題になった某有名料亭のように、使い回しする店が出てくるんでしょうね…。

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