無銭飲食 2

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さーて、食事を済ませたその方と、「お金は払えない」という強い意思。これにて「無銭飲食」が確定しました。
こうなると私に求められるのは、
「説得してなんとか身内の方に代金をお支払いに来てもらう」
「後日お支払いに来ていただける約束を取り付ける」
「警察にきてもらって事件にする」
「あきらめて泣き寝入りする」
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のどれかの選択肢を決断するしかないのです。勿論、「お金を支払ってもらえるまで暴力に訴える」などはもっての他なので、あくまで平和的な解決を目指しました。
「すいませんが、警察を呼ぶような事は出来ればしたくないので、今、お身内の方においでいただくことは出来ないでしょうか?」
と、聞いては見ましたが、「身内はおらん。だから金はないから警察を呼んでくれ」との一点張り。別にこっちはその人が警察に捕まってその後どうなろうと知ったことでは無いが、余計な手間はかけたくないので、何とか穏便に済ませたい。

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「じゃあ、明日以降、お支払いに頂ければ、今日のところは結構です。お約束の証として、ご身分を証明できる物があればコピーを取らせていただいて、ご連絡先を教えてもらえますか?」
こちらの譲歩にも耳を貸さず、「だからそんなもの無いって。明日以降も払えないものは払えないんだからさっさと警察を呼べ!」
この時点で正直なところ、もう面倒くさくなったので、「あきらめる」か、「警察を呼ぶ」の2択に絞られました。
一旦その場を離れ、上司に相談すると、当然の事ながら、「警察に通報せよ」との結論に至った。
面倒なことになりそうな予感がしてならなかったでした。

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