飲食店の閑散期のお仕事とは。

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年明けのお店の静かさは、最初は年末の忙しさで疲れ切った我々従業員にとってはやっと一息つけるポイントでありがたく感じます。

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新年会の流れは確かにありますが、最早忘年会シーズンの殺人的なそれでは無く、あっという間にピークは終わり、週末以外ともなりますと、あの忙しさが懐かしくもあります。

この時期、落ちる売上をなんとかしようと、ビールやハイボールを100円で提供したり、割引額を増やして何とか集客しようと躍起になっているお店が近所にちらほらと出てます。

ところがそれほど効果が上がらないばかりか、販促経費ばかりがかさみ、忙しい割には全く利益が出ない、かつ疲れます。

なので、この時期は繁忙期で乱れたオペレーションの見直し、省略モードになっていたサービスを元に戻す作業にひたすら勤しみます。

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特にテーブルでの中間サービス、灰皿交換やおしぼり交換、料理提供時のサービストークや中間バッシング、追加オーダーのセールストーク、数え上げればきりがないほど、あれ程年末の繁忙期前に叩き込んだ事が、

「忙しいからやらなくてもいいや」

と出来なくなってました。

もっとも、私自身、それに気づいていても、どこか仕方がない、と徹底できていなかったのが一番よろしくなかったのですが、このまま放置するとサービスレベルが低下しまくりな訳で、一人で一人もう一度トレーニングするのです。

具体的には経験上一番有効なのはロールプレイング、ただ、店長がお客様役をやると、スタッフもどうも仰々しいので、スタッフ同士、ペアにしてやらせて、少し楽しみながら、できてない事を思い出させる様にしてます。

なるべく出来る先輩と、経験の浅いスタッフとペアにさせると、特段こちらが注意しなくても、スタッフ自身が、

「あ、そういえばできてなかった!」

と、思いだしてくれることが多いので、有能な先輩は店長よりも会社にとって宝だなーって思ったりします。

そんな先輩方ももう少しで卒業なんですが、仕事の継承のために、もう少し頑張って頂きたいですねー。

ってお前が頑張れよって話なんでしょうが。

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