従業員とのコミュニケーションとは?

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大それたタイトルですが、普段従業員とのコミュニケーション方法ってどうしてますか?

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シフト希望のやり取りや、お店の新メニューやイベント情報、時には指導、アドバイス。

相手が人間だからこそ、時には話を聞く立場に徹して、時には先輩のように、また時には先生のように、コミュニケーションを取る事が大事と言うか、それ無くしてはお互いに信頼関係すら気づけませんよね。

メールを使うでしょうか、LINEやツィッターなどのSNSでしょうか。

はたまたちょっとアナログな所では連絡帳でしょうか。

まぁ一通りやってみましたが、個人的な感想としては、一番は、

「直接会って話す」に勝るものは無いと思います。

「いやいや、今の若いもんは面倒くさい事は嫌いだからやっぱりLINEでしょう」

最近の若手店長連中からはそんな声がよく聞かれますが、彼らの話しを聞いていると、情報発信はこまめにやってるけど、既読になるばかりで返信もないし、後日、以前伝達した話しを確認しても全く覚えておらず、シフトでこの日足りないからと要請しても全く反応が無い、若しくは返してくるのはいつもやる気のあるメンバーだけだと愚痴が始まります。

そりゃそうです。

最初こそ、お店のLINEグループ、物珍しさで入ってみたは良いけど、お店から仕事プライベート関係なく流される仕事情報。

絶え間なくスマホを揺らす通知。

これは最早、情報発信と言う名の暴力である事に気付いてないようです。

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アルバイトスタッフにとっては、学校や家の事、そっちがメインで常にアルバイトに体が向いているわけではなく、一昔前ではあり得なかったSNSにより、常にバイト先との関係性を強制される訳で、息苦しいって言ったら無い。

にも関わらず、それらで情報交換をする事が物心ついた頃から当たり前になっている世代の店長さんは、当たり前のように今日も、シフトの相談やメニューの変更などをLINEで送りまくってます。

少し前はそんなもの無かったので、必然といちいちお店にアルバイトが出勤する度に、話しをしなくてはなりませんでした。

でも、今にして思えばそれが、年齢の離れたアルバイトスタッフとの重要な接点であり、お互い顔を見合わせて話す事で、その話の重要度や、相手の好不調にすぐ気づくきっかけになっていたはずです。

いくら時代が変わっても、ここは実はそんなに変わってないと思います。

直接会って、シフトの相談なら、

「この日は忙しいからどうしても出で欲しい」と言えば相手も考えるし、それを受けてくれた時に出る笑顔で、相手も、

「人の役に立てた」

と言う満足感が得られますよね。

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注意や指導もそうで、その時に相手が取ったリアクションで、言い過ぎたのか、タイミングが悪かったのか、個人個人で変わる尺度を店長も学べると思います。

理解度も直接話したのと、LINEや連絡帳に書いてあるものでは天と地の差があります。

これは、受験勉強などの記憶法で、ただ見るより書く、ただ書くより声に出しながら書く、など、五感を出来るだけ使った方が頭に入る、と言う理屈に叶ってたりします。

それに…。自分も経験ありますけど、お店のLINEグループ、半年もしないうちに従業員同士のオリジナルな店長だけが知らないグループがすぐに作られますよ。

その事に気付かず、未だにせっせとLINEで情報発信している店長さん、一度スマホからガラケーに変えてみてはいかがでしょうか?

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