実はマスクより深刻!医療機関、飲食店で必須の使い捨て手袋が高騰中!

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2020年12月24日

 どうもこんにちは!いらっしゃいませ!当ブログにお越しいただき誠にありがとうございます。

 そしてメリークリスマス!いつも間にかのクリスマスですね。コロナに振り回され、行政に振り回されっぱなしの一年でしたが、まだまだコロナ禍は続くわけで。

 さて、今年の春に世間を騒がせたマスク不足もすっかり落ち着きました。これは洗って何度でも使える布マスク、特にイオンとかで買えるウレタン製のマスクが普及したおかげですっかり解消されましたね。効果のほどはさておいて。

 ところが、今現在、飲食店を困らせている不足物資があります。それが、

「使い捨て手袋」です。

 去年の今頃ですと、100枚入りで400円程度だったニトリル製の使い捨て手袋が今やその三倍の1200円は当たり前。それですら品不足で1600円と4倍ぐらいの値段で販売されてます。

 これでは日に日に経費ばかりがかさんでいきます。

何か対応策を考えなくては…。そこで考え出されるのは次の方法です。

1、もっと安いポリエチレン手袋を使う。

これだとニトリル製の半額くらいで買えたのですが、皆同じことを考えるのか、やっぱり在庫がありません。下手すれば100枚入り、1000円台が当たり前です。プラスチック製も同様でとにかく品薄です。しかもフィット感がいまいちなので、細かい作業をするときにとてもストレスが溜まります。お寿司を握るときなど最悪です。ですが、背に腹は代えられません。

2、洗って使いまわす。

少々高めの連続使用に耐えうる手袋を買う、という手も無きにしもあらずです。ただ、衛生的にも問題あり。しかも他人が使った手袋など使いたくもなく、スタッフそれぞれに手袋が必要です。しかも肉→野菜などの取り扱いする食材を変えるときに念を入れて手を洗わなくてはならず、手間ばかりがかかります。爪の間や指紋の谷間に付着するウイルスや食中毒菌を防ぐ効果はありそうですが。一日の終わりにはすべて次亜塩素酸ナトリウムで漬け置き消毒、そして乾燥させるくらいの手間を覚悟できれば、アリといえばアリかもです。個人的にはやりたくありませんが。 

3、いっそ素手で、入念に手を洗いながら仕事をする。

 そもそも、飲食店では手袋を使わなくてはならない、ということはありません。東京の通名店のお寿司屋さん、手袋してますか?三ツ星の洋食屋さんのシェフ、手袋してます?仕事前と作業が変わるたびの入念な手洗い、それだけで食中毒は十分防げます。爪の間や指紋、手のシワの間の菌も時間をかけてちゃんと洗えば問題ないはずです。ただ、このご時世、オープンキッチン等のお店では、口コミで素手で調理している姿を悪く書かれる可能性もあります。

 と、言ったところですが、私個人的には、素手での調理の方が細かい作業に向きますし、手に感覚もわかりやすいので好きなのです。それにいくらいい手袋を使っていても、使い捨て故に過度の安心感から手洗いを怠ったり、素手であれば感じる手に付着した異物を感じなく恐れがあるので、昔ながらの素手での調理、これが一番でしょう。

 ただ、人の注意には限界がありますし、自分だけがいくら気を付けていても、アルバイトさん一人ひとりまで衛生管理が行き届かない場合もあります。そう考えると、ベストは多少経費が掛かっても、使い捨て手袋を十分な手洗いとともに使うのがコロナやノロウイルス、食中毒のリスクを限りなくゼロにできる方法だと思いますので、ここはケチらずに使い捨て手袋を使用したいものです。

 アクリルパテーションだったり、アルコールだったり、今度は使い捨て手袋。あー本当にコロナはお金ばっかりかかるなー!

それでは今日はこの辺で。本日もご来店ありがとうございました!

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