キャッシュレスの覇者は結局、クレジットカードとデビットカードと断言できる飲食店店長の主張。

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いらっしゃいませ!当ブログにご来店いただき誠に有難うございます、

 

さて、大混乱と前日の残業の中なんとか101日にスタートした消費税増税ですが、と同時に増税分がポイントやらで還元される、キャッシュレス推進政策もスタートした訳で。

 

PayPay,LINEPayなどのスマホ決済、suica,pasmoなどの交通系ICカード決済、waon,nanacoなどの流通系電子マネー決済、等など、数え上げればキリが無いほどの「現金を使用しない」クレジットカード以外の決済手段が今、どれが淘汰されて、どれが覇者となって全ての利権を手に入れるのか、各企業、しのぎを削って仁義ない戦いを繰り広げているようです。

 

ところがうちの店、うちの会社は見事にその波に乗り遅れ、いまだに決済手段は現金かクレジットカードのみ。なんとも情けないやら。その理由が、上層部が「よくわからなかったから。」という素敵な理由。まぁ、おかげでその頻雑な種類のキャッシュレス決済を覚えなくて済んだという結果にはなりましたが。

 

それでも増税直後はやたらとクレジットカードの会計が増えました。うちの店はポイント還元店舗に参加してないのに、数日は全体の会計の約半数はカード会計。いつもはせいぜい多くて2割くらいだったのに。

 

時折、「PayPay」使えないの?とかクレジットカード以外のキャッシュレスが使えないかと聞かれることはありますが、申し訳なさそうにお断りしても、別にいやな顔されるわけでもなく、普通にクレジットカード会計をしてくれます。

 

これからもしかすると、その新しいキャッシュレス決済が出来る、出来ないで売上に影響が出てくるかもしれませんが、私は今のところその心配は無いと見ています。むしろ、結局は皆クレジットカードか現金の会計に戻るのではないかと思います。

 

その根拠は、そもそもクレジットカードがあれば事足りる、という事。使いすぎを心配する方もいるみたいですが、それは現金でも一緒の事で、しかも、最近ではJCBとかVISA加盟店で使用できるデビットカード、そう、銀行口座内の預金の範囲内で使えるアレです。の会計が割りと少なくなかった印象があるからです。

 

なるほど確かにクレジットカードにアレルギーを持っている現金派の人でも、デビットカードなら使い過ぎてカード利用額が引き落とし日に払えないことも無いし、大体どこでも使えますしね。

 

お店にもメリットがあります。クレジットカード、JCB,VISAデビットカードなら今のレジでもそのまま対応できるので、新しい機械を導入する必要も無いし、会計方法も今となんら変わりませんしね。

 

となると、果たしてPayPaynanacoって何のためにあるんだろう?ポイントが多く返ってくるのはわかりますが・・・・・。

 

もう一つこれらの新キャッシュレス決済が今ひとつ流行らなさそうな予感は、店の学生スタッフに実際PayPayやら使う?って聞いてみてもsuicaなら使う、というのが圧倒的で、年配のパートさんでもほぼほぼ同意見です。むしろ現金、クレジット、デビット、suica以外の決済手段を使用しているのは「珍しい人」との認識なのは、ここが東北だからでしょうか。いや、関東の店長に聞いてみても、同じような意見でした。

 

以上から予想すると、キャッシュレスの覇者は結局、クレジット、デビットカードで、電子マネーはsuica系の交通系決済が統一するのではないでしょうか。だってそれで殆ど間に合うもの。

 

いずれにせよ、早々に淘汰と合併を繰り返しながら早い所キャッシュレスの戦国時代も終焉して欲しい、それが本音です。そして会計方法がシンプルになればもっと普及し、レジレス店舗が現実的なものになれそうですね。

 

ちなみに私もキャッシュレス派です。殆ど現金は持ち歩きません。というより、財布の中になけなしの小遣いしか入ってないからなのでしょうか。

 

それでは今日はこの辺で。ご来店、有難うございました!

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