アルバイトに応募する前に要チェック!高時給?交通費支給?

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4月。そしてGW。さて、大学や専門学校に入学したての新入生がそろそろ何かアルバイトを、と仕事を探し始める時期でもあります。今や世の中どこに行っても人手不足。学生さんにとっては仕事は選び放題です。勿論今流行りのお洒落なカフェや、制服の可愛いレストランなどは相変わらずの高倍率なのですが、その他の飲食店ならもう、面接=採用と言っても過言では無いくらい、よほど面接で大失態や失言をしない限り、まず仕事に困る事は無いでしょう。随分いい時代になりましたね。

と、思っていたら、学生さんに聞いてみると、それだけの状態にもかかわらず、アルバイトの面接に落ちると、全人格が否定された様な感覚に苛まれるので、出来れば誰かの紹介で確実に入店出来れば有り難い、なんて事を友人の紹介で入ったうちの学生バイト君が語っておりました。その調子で就職活動なんてどうするんだ?と言いたくもなりましたが。

まぁ、それはさておき、やはり数ある飲食店、どこも人手不足の中求人を出しておりますが、「ブラック職種」のイメージが先行するこの業界はなかなか苦戦しているのが現状です。そこで、少しでも応募を増やそうと待遇面を強化したりしているのです。

応募する側からすれば、

1、 仕事内容(店の雰囲気)

2、 時給

3、 どれだけシフトに融通が利くか

辺りがとても重要で、我々から出来ることは、仕事内容は今更変えられないので、せめて求人誌に乗せる時にはお店の一番可愛い(若しくはイケメン)スタッフの笑顔の写真を載せ、「テスト休み、長期休暇OK」みたいな条件面の良さをアピールし、後は現実問題の時給をどうするか、なのですがこれはそう簡単に上げ下げ出来ないので、後に述べる工夫が必要になります。

その工夫とは、よーく求人誌を見ているとわかるのですが、妙に時給が高い飲食店は他の福利厚生が記載されていないケースが見受けられます。

具体的に言うと、

「交通費が出ない、又は一部支給」

「食事(まかない)が有料」などです。

更に他の高時給の店のありがちな特徴は、

「繁忙日の出勤が前提で、出勤出来ないのなら採用しない。」

「極端に1日当たりの労働時間が短い」

「深夜、早朝勤務ばかり」

と、いかにも「高い時給払ってるんだからそれくらい働けよ」とでも言っている様な、低時給でいつも人手不足の店からしてみれば羨ましいくらいの上から目線的待遇です。勿論全てのお店がそうだと言っているわけではありません。

ただ、気づきましょう。

飲食店はここ数年で著しく値上げをした訳でも、AIで仕事量が減った訳でもありません。食材費にいたっては値上げされる一方ですね。

つまり、売り上げは変わっていないのにコストだけが増大している状況で、利幅は減少しているお店がほとんどなのです。

お父さんの給料が上がらないのに子供のお小遣いだけが増えることはありませんよね。なので、単に時給を上げるのならば、何かが犠牲になっていると考えるのが自然なのです。

実際、募集広告を出す際、時給が高い方が募集効果は高いので、より時給を高くする為に他の待遇を下げるのは致し方無いことなのです。それに、交通費に関しては、学生さんの場合、大体近所のアルバイト先を探すか、自宅と学校までの間で探すので、定期があるから交通費自体あまり重要でも無いのです。

なので、これから先アルバイトを探す学生さんにアドバイスしたいのは、時給だけで探すのでは無くて、しっかり応募の際には電話でその他の待遇についても確認してから面接に進んだ方が良いと思います。

ただ、あまり根掘り葉掘り待遇を聞くのも良い印象では無いので、やっぱりオススメは友人知人の紹介が一番無難なのでは無いでしょうか。そうして頂けるとこちらも求人広告費が浮いてお互いハッピーなんですけど(笑)

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