ちゃんこ店の店主死亡事故は人ごとではない。

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年末年始にニュースになってる、滋賀県のちゃんこ店主のリンチ殺人のニュース、傷害致死罪出の立件が決まったらしいですが、スポンサーリンク

個人的には、謝り続ける店主を暴行し続けたと言う残虐行為に随分な甘い追求だな、と思います。

しかも事の始まりは雑炊の作り方が気に食わなかったとか。

自分の立場に置き換えても、こんな事で命まで奪われるなんて、遣る瀬無い気持ちで一杯です。心より店主様のご冥福をお祈りします。

昨今、クレームに関しては、某バラエティ番組の貢献もあるのでしょうか、数年前の理不尽かつ、暴力的なクレームは激減したと思います。スカッとするあの番組はこれからも続けて欲しい限りです。タレントの内村さんがやってるあの番組ですね。

それでも、理不尽といえるクレームはやっぱりお店をやってると後を絶たず、現場の従業員にとって大変な精神的苦痛にもなっているのも事実です。

一応、法律上では、従業員が少しでも恐怖に感じるような威圧的な態度や大声での威嚇に関しては、強迫行為として訴える事は出来るようですが、何かしらこちらに落ち度が少しでもあると、そこまで強くて出る事も出来ないのが実情じゃないでしょうか。

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料理が遅れた、従業員の言葉遣いが気に食わなかった、味が好みに合わなかった、写真と料理が違う…etc。

たしかにお店側に非があります。期待に応えられなかったのは事実です。

でも、従業員がトラウマになる程、怒られる必要があるでしょうか?嫌なら二度と来なければいいだけの話で、いや、また使いたいから、期待を込めて厳しい苦言を投げてる、との思いもあるでしょうが、そのお客の意見ばかりが全ての意見じゃないし、ましてや、土下座の要求や、暴力行為なんてもってのほかです。

以前も書きましたが、土下座の要求に関しては、

はっきりと、

「そこまでしなくてはならない言われはありません!」

と、言い切っていいと思います。

胸ぐらを掴まれたら、

警察呼びますよ!」

ぐらいは言うべきです。

もちろん、自分達に非があるなら謝るのは当然だ!と言う意見もあるでしょう。

ただ、サービスマンはお客様の奴隷ではなくありません。教育不足に関しては確かにこちらに非がありますが、それはこれから正していく話で、その時点で虐げられる事を容認したわけではありません。

ただ願わくば会社単位でそれらの決め事を作っておく事が最大の現場の後ろ盾になります。

散々強く出たら、本社がそれに対してのクレームを持ち込まれた時に、

「その対応は無いですよねー。」みたいな対応されたら、正直現場は浮かばれないですよね。

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